株式会社 シーボン
女性の管理職比率が85%を超える化粧品メーカーの株式会社シーボン(代表取締役兼執行役員社長:金子靖代 以下.シーボン.)は、人事制度の企画や社内外への浸透を通じて、従業員がライフステージが変化しても働きやすい職場環境づくりに取り組んでいます。
この度、2019年2月5日(火)に、横浜市で行われた「企業人事担当者のための介護離職防止セミナー」※1にて、弊社人事部ES向上推進室 井上舞がパネリストとして参加し、仕事と介護の両立支援における事例を紹介しました。
※1 (株)日本医療企画主催/経済産業省「健康寿命経済産業創出推進事業」補助事業
多くの日本企業が抱える経営課題「介護離職」を考える
近年、日本企業にとっての大きな経営課題は人材確保であり、その中でも「介護離職」が問題視されています。総務省の調べによると、2016年から2017年の1年間で、介護離職者の数が9万9,000人※2にも上りました。企業側が、従業員に対し介護と仕事の両立に関する正しい知識を普及することが求められつつあります。
同セミナーでは、介護離職の防止に取り組む企業の実例の紹介や、パネルディスカッション等が行われました。
※2 出典 「家計調査結果」(総務省統計局)
シーボン.が取り組む「介護離職防止施策」
シーボン.は、女性の従業員比率が90%以上、管理職比率が85%と、企業活動を支える原動力として、女性が重要な役割を担っています。そのため、結婚・出産・育児・介護など様々なライフステージをしっかりとサポートできるよう、人事制度の充実を図ってまいりました。さらに、2013年には従業員満足度(ES)を高めるため、ES向上推進室を設置。積極的な制度の活用促進とお互いをサポートし合う企業風土づくりに取り組み、従業員のキャリア形成を支援しています。
2017年2月には、女性の活躍推進に関する取り組みが優良な企業として、国が認定する「えるぼし」の最高ランクを取得致しました。今後も、従業員一人ひとりが輝き活躍し続けることで、お客様満足度の高いサービスの提供につながるよう、ワークライフバランスの推進に取り組んでいきます。
【シーボン.の介護離職防止施策例】
◆ ショートタイム正社員制度(週4~5日6時間勤務)の導入
◆ 柔軟な勤務地変更
◆ 社内報を活用し社員に周知(介護の一般知識・社内制度・両立している従業員のモデルケース等を紹介)
一時的に制度を利用し、現在は店舗責任者として活躍しながら介護も並行して行っている従業員もいます。