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犬・人に馴れない野犬専用棟やドッグランの充実に向けて、クラウドファンディングのネクストゴールに挑戦!

宮古島アニマルレスキューチーム

沖縄県宮古島の犬・猫保護団体「宮古島アニマルレスキューチーム」

沖縄県宮古島市で保護犬・猫の一次保護、里親探しなどを行う任意団体である宮古島アニマルレスキューチーム(以下、MART)は、活動強化のため、今年4月末のオープンを目標に新拠点を建築中です。施設完成に向けて開始したクラウドファンディングは、多くの方々のご理解とご協力により、第一弾の目標額である500万円を達成しましたが、まだまだ不足している工事費用の補填と、施設の充実に向け、募集締め切りの2019年3月18日(月)23時まで、第二弾の目標額として1000万円に増額いたします。

クラウドファンディングサイト
https://readyfor.jp/projects/miyakowan-nyanPark

シェルターでは、保護中の60頭超の犬と約20匹の猫が生活しています。現在、新施設は、80頭分の犬のケージが入る2部屋とドッグラン2つ、猫部屋が2部屋ができあがりつつありますが、まだ仮設の状況で、この頭数に対応する適切なスペースは確保できていません。現況と今後の計画は以下の通りです。

■現況
<ケージ部屋>

犬80頭分のケージ部屋を2部屋確保。比較的大きいケージを設置していますが、小型犬はパテーションを入れてケージに2頭収容する状況で、長時間過ごすには広いスペースとは言えません。
<ドッグラン>
ドッグランは犬同士の相性毎に利用できるよう2 分割しましたが、収容頭数に対してドッグランが足りず、交代制です。ケージ内で待機する時間多く、全頭、まだまだ運動量が足りません。常時シェルターとドッグランを行き来できる環境を作りたいと考えています。
<犬・人に馴れない犬の部屋とドッグラン>
保健所引き出し直後の野犬は、多数の犬にも人にも馴れておらず、先住犬同様の扱いでは大変なストレスがかかります。まずは新しい環境に慣れるためにも、ドッグランも含めて現在のシェルターと別棟を作ることが必要な状況です。
<猫部屋>
現在約20匹の健康な猫が生活する部屋を確保しましたが、白血病などの感染性の病気を持つ猫の部屋が仮設の状態です。
<隔離部屋>
保健所引き出し直後の犬・猫は、病院で健康チェック後、未発症の病気の有無やノミダニ駆除のための時間として、隔離して10~14日間程度様子を観察します。この隔離部屋は、シャンプーやトリミングなど、犬・猫の健康管理のための部屋に仮設で置いているため、非常に狭く、隔離部屋もシャンプー部屋も、それぞれ本来の目的で利用するため、隔離部屋を新設する必要があります。
中~大型の犬のケージも出来上がってきました。
小型の犬は間にパテーションを入れて、 2頭収容できる大きさです。
なるべく長時間運動させるためにも、 人馴れ度合いや犬同士の相性を見て、 このドッグランを更に分割する必要があります。

【 代表の想い 】
多くの皆さまのご理解とご協力により、当初の目標を達成でき、本当に感謝しています。皆さま、ご協力ありがとうございます!工事も着々と進んでいます。
しかしながら、やはり年間300頭超の犬が保健所に収容されるこの宮古島で、犬・猫の保護活動をするには、まだまだ施設として不十分であることを、日々感じています。改めて思うのは、この場所は犬・猫にとっては仮の家であるということ。私たちは、これから出会う本当の飼い主様の代わりに、この犬・猫達を大切にお預かりしているのです。あまりに多くの子達と生活するこの環境は、私たちスタッフがどんなに愛情を注いで接しても、家庭で飼われる犬・猫と違い、飼い主の愛情を一身に得ることができません。本当の出会いに向けて、仲間にも人にも馴れつつ、日々できるだけ健全な生活をしてもらうこと・・私達が今強化したいのはこの点です。また、特に野良犬・猫だった子は、多数の犬・猫や人と共生することに慣れていません。その子達が幸せな家庭を見つけるためには、環境に慣れるまで、特別なケアとスペースが必要です。この点も今後強化していきたいと考えています。
ぜひ皆様の宮古島の犬・猫へのご理解とご協力をお願いいたします。
宮古島アニマルレスキューチーム 代表 / NPO法人KATZOC 宮古島事業部 代表 中原 絵梨奈

■Miyakojima 1_2Park 概要

オープン予定時期:2019年4月
住所:〒906-0203 沖縄県宮古島市上野字宮国1809
施設での取り組み:
1.保護犬・猫が生活するシェルター
保健所に収容された犬・猫を保護。健康チェックなどの医療を受診させ、エサやりやシャンプーなど日々の生活の面倒をみる場所となります。保護犬専用の動物病院も開設予定です。
2.譲渡会や啓発活動
保護犬・猫との面談の場となる譲渡会や、保護犬・猫が生まれる環境と対策について、島内で啓発活動を行います。
3.カフェ、キャンプ場、リユースショップの運営
保護犬・猫の生活を支えるための収益源となります。
運営責任者:NPO法人KATZOC 宮古島事業部 代表 中原絵梨奈

■宮古島アニマルレスキューチームの活動について

【現在までの主な活動内容】
1.保健所収容犬・猫の保護
保健所に収容された犬・猫を保護。健康チェックなどの医療を受診させ、エサやりやシェルターの掃除、シャンプーなど日々の生活の面倒をみます。人馴れしていない犬はできる限り馴れるようなコミュニケーションを行うなど、個々の状況に応じ、できる限り対応します。と同時に、里親が見つかるまで一時的に保護主となっていただける方や里親を、SNSなどを通じて探します。里親については、犬・猫が幸せに暮らせる環境かを調査、トライアルを経た後、正式な譲渡を行っています。
2.譲渡会や啓発活動
島内での譲渡会の開催や、宮古島の犬・猫事情を伝える啓発活動などを随時行っています。

【今後の展望】
シェルターの安定的な運営には、犬・猫を日々世話するスタッフの雇用も必要と考えています。そのスタッフを数名雇用することで、シェルターの日常業務を安定化し、今後、今まで以上に、譲渡に向けての逃走防止や感染症予防についての方針を関係する皆様にしっかりとお伝えする活動をしてまいります。また、今まで取り組みたくてもできなかった、避妊・去勢プロジェクト、譲渡率を高めるための人馴れしていない犬のトレーニング、保護主様だけに頼らない直接譲渡の拡大などにも取り組み、この「Miyakojima 1_2 Park」を、宮古島の犬猫保護活動の将来展望を具現化するベースキャンプとなります。

■宮古島の犬・猫の現状
1.最大325頭だった犬の殺処分数をMARTの活動で16頭まで減らしました!
収容犬の殺処分数最多は325頭(2015年度)。MARTを含むボランティアが活動を開始して以降、平成29年度には、16頭まで減らすことができました。
2.保健所収容数は毎年300頭ほどで横ばいで減りません!
収容数の最多は383頭(2015年度)。同年の東京都は392頭。人口約54,000人の宮古島と約13,860,000人の東京がほぼ同数です。保健所収容数は毎年ほぼ横ばい。これは、野犬・猫が元々多い島であること、温暖な気候かつクローズドの島であることで繁殖が続いていることが大きな理由です。

本件に関するお問い合わせ
宮古島アニマルレスキューチーム 代表 / NPO法人KATZOC 宮古島事業部 代表
中原 絵梨奈
miyakojima_art@yahoo.co.jp / 090-9789-4097

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