ゼブラ株式会社
ゼブラ株式会社(本社:東京都新宿区/代表取締役社長:石川 真一)は、キャップがなくても乾かない(※1)新開発のインクを搭載したノック式の水性カラーペン『クリッカート』を2019年3月22日(金)より、全国文具取扱店で発売します。
△『クリッカート』価格:¥100+税(税込¥108)
水性カラーペン 水性染料 全36色 モイストキープインク搭載
従来、水性カラーペンはキャップをして保管しないとペン先が乾いて書けなくなることがありました。しかし、ゼブラは、キャップをしなくても空気中の水分を吸収して乾燥を防ぐ(※1)新インク、「モイストキープインク」を開発し、ノックするだけで使うことができる水性カラーペンを可能にしました。これにより、キャップを開け閉めする手間が省け、簡単に複数の色を使うことができます。多くの色を使用して授業ノートやイラストを書きたい学生にとって使いやすい商品です。
今回発売する「クリッカート」の特長
1. 空気中の水分を吸収する吸湿性のある成分を多く配合した、「モイストキープインク」を開発しました。その場の湿度の変化に応じて、水分の吸収と蒸発を繰り返し適度な状態を保つため、ペン先が乾燥せず書き続けることができます。(※1)
2. 簡単に使えるノック式の水性カラーペンです。従来のキャップ式水性カラーペンで不満の上位にあがっていた、キャップの開閉時に手にインクがついて汚れてしまう、キャップを閉め忘れてインクが乾いて使用できなくなってしまうという不満を解消しています。(※2)
3. 36色のカラーバリエーションがあり、好きな色を複数使用することで自分らしさを演出できます。また、黒など濃い色の上から薄い色でぬっても、濃い色がにじみません。(※3)色を重ねてもキレイに塗れて、イラストがきれいに仕上がります。
(※1)当社試験:気温20℃、湿度60%の条件下でかすれなし(ペン先収納状態で52週)使用後は必ずペン先を収納。
(※2)ゼブラ調査。詳しい内容は2枚目を参照
(※3)筆記線の乾き具合、ご使用の紙質・環境等で効果に差が出る場合があります。
■(※2)水性カラーペンに対する不満
水性カラーペンを使用している時に不満に思う点をゼブラが調査したところ、キャップの開閉時にインクが指についてしまうという点や、開け閉めが面倒な点など、キャップに関する不満が上位に上がりました。今回ゼブラが開発した新インクによりノック式にすることで、これらの不満を解消する狙いがあります。
■多くの色を使って、自分らしさを表現したい
SNSの普及を背景に、手書きのイラストや文字を写真に撮ってアップするなど、自分らしさを表現する人が増えています。
例えば、手書きのイラストを「#イラスト」というハッシュタグをつけて投稿している件数は700万件以上にのぼります。このような背景から、使うペンの色にもこだわる傾向があります。ゼブラが今回「クリッカート」で36色の色を揃えることで、こだわりの色を多く使いたいニーズにこたえる狙いがあります。
▽クリッカートのインク色
■他商品の開発中に生まれた「モイストキープインク」
モイストキープインクは、「ジャストフィット モジニライン」というゼブラの蛍光ペン(2018年8月発売)のインクを研究していたときにアイデアが生まれたものでした。「ジャストフィット モジニライン」はボールペンの上から線を引いてもにじまない蛍光ペンですが、そのために様々な成分を試していたところ、空気中の水分を吸収する吸湿性のある成分を多く入れたら、ペン先が乾かない商品ができるのではと気が付き、「クリッカート」の開発が始まりました。学生の人に楽しく使ってもらうため、36色にインクを展開していくのは大変な作業で、研究チームが総出で行いました。研究開始から発売までは約2年半かかりました。