株式会社アデランス
~第3回フォンテーヌレディメイド部門~
毛髪・美容・健康のウェルネス産業の株式会社アデランス(本社:東京都新宿区、代表取締役社長 津村 佳宏)は、お客様への接客力や、レディメイド・ウィッグ(既製品)のカット、スタイリングなどの技術力を競う大会「第50期アデランス全国ロープレ・スタイリング大会 ~第3回フォンテーヌレディメイド部門~」を開催し、その本選を2019年1月15日(火)に、当社の杉並寮内の研修所(東京都杉並区)にて実施しました。
本大会は、当社の百貨店・直営店・GMS店舗で働く正社員・契約社員(2019年1月15日時点695名在籍)の中から、「ロープレ部門」「スタイリング部門」それぞれの部門において、技術力の高い1名を選ぶ大会です。全国の店舗を8つのエリアに分け、各エリアで予選大会を行い、代表各1名ずつ、計16名を選出します。1月15日(火)の本選で各8名の中から、「ロープレ部門」「スタイリング部門」それぞれの優勝者を決定します。本大会は、近年のウィッグ需要の高まりなどを背景に、当社の強みである「接客力」「技術力」の更なる向上を目的に開催しました。
「ロープレ部門」では、接客アプローチからスタイリングまでの一連の流れを行い、接客対応を競います。計10点満点で審査し、各審査員は合計点が一番高かった出場者を選出、その数が一番多かった出場者が優勝者となります。今大会では評価項目と審査方法を見直し、「おもてなしの心」「コミュニケーション力」「商品情報」「自分らしさ」「接客されたいと思ったか」の5項目で評価。更に、審査員が採点することにより、出場選手のレベルを明確化し、今後の教育や研修などに最大限生かせる手法としました。「スタイリング部門」では、各自が考えたテーマに添ってフォンテーヌの主力ブランド「VALAN(R)」のフルウィッグを制限時間1時間でカット、セットを行います。完成した作品に39名の審査員が1票ずつ投票し、優勝者・準優勝者を決定します。各部門審査の結果、「ロープレ部門」では優勝 フォンテーヌ クチュール 神戸さんちか(兵庫県神戸市)大塚 静香、準優勝 藤丸百貨店 フォンテーヌ クチュールコーナー(北海道帯広市)の瀬野 友里花、「スタイリング部門」では優勝 静岡伊勢丹 フォンテーヌ クチュールコーナー(静岡県静岡市)の寺尾 さおり、準優勝 三春屋 フォンテーヌコーナー(青森県八戸市)の久慈 さゆりとなりました。
オーダーメイド・ウィッグの作製指示やカット技術等を競う大会は1980年より開催してきましたが、本大会はレディメイド・ウィッグ販売員を対象にした社内大会として、2017年に初めて開催しました。レディメイド・ウィッグの販売では、お客様に似合うスタイルに調整する「技術力」はもちろん、ニーズをくみ取り、豊富なウィッグのバリエーションから似合うウィッグを提案する力など、「接客力」「似合わせ力」も大変重要な要素となります。そのため本大会では、技術力を競う「スタイリング部門」と接客力を競う「ロープレ部門」の2つを設けました。
アデランスでは、本大会を通じ、経営理念である「最高の商品」「最高の技術と知識」「心からのおもてなし」の実現を目指します。
■「第50期アデランス全国ロープレ・スタイリング大会 ~第3回フォンテーヌレディメイド部門~」概要
開催日:【本選】2019年1月15日(火)【予選】2018年7月~9月
開催場所:【本選】株式会社アデランス 杉並寮内研修所 ※予選は各エリアで異なる
応募資格: 株式会社アデランスに在籍し、百貨店・直営店・GMS店舗で勤務する者。
選考の流れ:全国の店舗を8のエリアに分け、各エリアで予選大会を行い、「ロープレ部門」「スタイリング部門」それぞれ代表1名ずつ、計16名を選出します。本選で、各8名の中から、それぞれの優勝者を決定。
審査員: 株式会社アデランス 代表取締役会長 根本 信男や代表取締役社長 津村 佳宏、フォンテーヌの専属ヘアプロデューサーでトップヘアスタイリストの野沢 道生氏など39名の審査員。
■ロープレ部門結果
【審査方法】
審査員が「おもてなしの心」「コミュニケーション力」「商品情報」「自分らしさ」「接客されたいと思ったか」の5項目で評価し、採点を行います。
【優勝】フォンテーヌ クチュール 神戸さんちか 大塚 静香
【受賞コメント】
始めは緊張しましたが、いつもお客様と接している時と同じ接遇を意識しました。普段からお客様の心の機微を見逃さないように、表情や目を見て接客するよう心掛けているので、大会でもお客様の考えや意図を汲み取ることを意識していました。様々なことを考えさせられる大会で、多くのことを学ぶことができました。大会で吸収したことを自分流にアレンジして、普段の接客に取り入れていきたいです。
【準優勝】藤丸百貨店 フォンテーヌ クチュールコーナー 瀬野 友里花
【受賞コメント】
緊張と焦りにより、落ち着きに欠ける接客になってしまいましたが、本番でも明るく、いつも通りの自分でいることを意識しました。普段からお客様が髪について、どこが一番気にしているのかを聞き出すようにしています。出場したことで、「私はこの仕事が大好きなんだ」と再確認できました。今よりももっとお客様と心を通わせることができる販売員になりたいです。
■スタイリング部門結果
【審査方法】
各自が考えたテーマに添ってフォンテーヌの主力ブランド「VALAN(R)」のフルウィッグを制限時間1時間でカット、セットを行います。完成した作品に審査員が1票ずつ投票し、優勝者・準優勝者を決定します。
【優勝】静岡伊勢丹 フォンテーヌ クチュールコーナー 寺尾 さおり
【受賞コメント】
大会映えするスタイルではなく、普段の接客でお客様に提案できるスタイルにするため、「ふわふわエアリーボブ」をテーマに仕上げました。競技中は、「お客様の商品だ」と思うことで、売り場に立つ時と同様に、ウィッグの扱い方や、自分の姿勢にも気を配りました。大会に出ることで初めて、テーマを決めて0からスタイリングをするというチャレンジができました。今後のアドバイザー人生において、とても貴重な経験となりました。
【準優勝】三春屋 フォンテーヌコーナー 久慈 さゆり
【受賞コメント】
作品テーマを「フェミニン」とし、着用する女性がいつまでも若々しく、女性一人ひとりが持っている美しさが花開くようにイメージしました。優勝にはあと一歩及びませんでしたが、準優勝を頂けたのは夢のようです。大会までは「どの角度から見てもステキなウィッグ」を目指し、試行錯誤の連続でした。本番では、最初は思うように手が動かず、時間内に仕上げられるか心配でしたが、次第に作品に没頭でき、「スタイリングって楽しいな」と実感しました。