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<イベントレポート>絶賛公開中 ナショナル・シアター・ライブ『ハムレット』TOHOシネマズ シャンテで続映を記念した第一弾トークイベントを開催しました

カルチャヴィル合同会社

TOHOシネマズ シャンテにて絶賛公開中のローレンス・オリヴィエ賞受賞俳優ヒラン・アベイセケラ主演NTLive『ハムレット』の延長上映を祝って、2/28(土)にト第一弾トークイベントを開催しました。


NTLive『ハムレット』photo by Sam Taylor

本作『ハムレット』の劇場プログラムに寄稿いただいたコラムが好評を博している河合祥一郎さんと、明治大学でシェイクスピアプロジェクトに長年携わってきている井上優さんが登壇し、本編を鑑賞されたお客様に向けて作品の見どころなどを語ってくださいました。
演劇界では何度も上演されてきた『ハムレット』ですが、上演のたびに姿を変えてその時代の人々を楽しませてきました。今回、シェイクスピアの国イギリスのナショナル・シアターが数十年ぶりに生み出した『ハムレット』は、これまでにない等身大の青年ハムレットが主人公になっています。

NTLive『ハムレット』トークイベントの様子

トークイベントは大盛況の中、本編鑑賞を終えたお客様を前に行われました。本編について「良い意味で変化球なハムレット」と表現した井上先生に続き、河合先生は「今までのオフィーリア像を変えた女優フランチェスカ・ミルズの演技が業界紙で評価が高いところは納得ながらも、主演ヒラン・アベイセケラの涙しながら笑いも誘う演技も個人的には良かったと思っていて、英雄的なハムレットというより私たちに近いロマン派のハムレット像になっていた」と主演ヒラン・アベイセケラの演技を褒めました。本作の若者らしさが溢れるハムレットが着るブロックバスタービデオのロゴが入ったシャツについても話は及び、ブロックバスタービデオがまさにイーサン・ホーク主演の『ハムレット』へのオマージュだったということや、天使の羽をつけて登場するオフィーリアがバズ・ラーマン監督の『ロミオとジュリエット』のジュリエットの格好を彷彿とさせたり、といった色々な要素を演出家がオマージュ的に盛り込んだのでは?と言った推測をしながら鑑賞する楽しさも披露してくださいました。そういった点を含め、井上先生によると「この作品は、考察をしたくなる『ハムレット』だ」ということで、例えばハムレットがポローニアスを殺すときのピストルが本物じゃなくて手の鉄砲だったシーンを挙げ、「あれはなんでなのか、わからない」と言うと、「シェイクスピアの作品はリアリティと虚構がある意味織り混ざっていく世界で、それがシェイクスピア作品の売りだったりもする」と河合先生は『マクベス』の「心の短剣」のセリフに言及しつつ独自の解釈を展開してくれました。このシーンのみならず、今までに演じられてきた『ハムレット』とは違うポイントをいくつか取り上げてくださり、たくさんの「なぜ?」が発生する中、それぞれについて解釈の仕方が色々あり、正解がないからこその楽しみ方を教えていただけたトークイベントになりました。

NTLive『ハムレット』トークイベントの様子

考察をしたくなる『ハムレット』ということで、本作も観れば観るほど、そして『ハムレット』について原作を読むなどして知れば知るほどいろんなポイントに思いを巡らせることができるということで、井上先生からはリピート鑑賞のおすすめもいただけました。そんな本作は、TOHOシネマズ シャンテで続映が決まっており、3/7(土)には第二弾トークイベント(ゲスト:松岡和子さん、柏木しょうこさん)が開催されます。ぜひ、映画館でお楽しみください。

—————– ゲストプロフィール—————–
河合祥一郎
英文学者・翻訳家。
東京大学およびケンブリッジ大学にて博士号を取得。著書に『ハムレットは太っていた!』(第23回 サントリー学芸賞受賞)、『シェイクスピアの正体』ほか多数。2014年に立ち上げた「Kawai Project」では海外戯曲の新訳・演出を担当している。今春、長年勤めあげた東京大学の教授職を退官。

井上優
明治大学文学部教授。
演劇理論、西洋演劇史研究。近年は岩田豊雄の業績の再評価、近代日本におけるシェイクスピア移入史などを主に研究対象にしている。明治大学のシェイクスピア上演(明治大学シェイクスピア・プロジェクト)をコーディネイターとして統括・指導。国際演劇評論家協会日本センター会員。日本演劇学会理事。


NTLive『ハムレット』photo by Sam Taylor

『ハムレット』作品概要
NTLive大ヒット作『ライフ・オブ・パイ』でオリヴィエ賞受賞のヒラン・アベイセケラがシェイクスピアに挑む!
作:ウィリアム・シェイクスピア/演出:ロバート・ヘイスティ
上映時間:約2時間52分
出演:ヒラン・アベイセケラ(NTLive『ライフ・オブ・パイ』)
ストーリー:義務と疑念の狭間で揺れる若き王子ハムレット。権力と特権に囲まれながら、彼は“あの究極の問い”に挑む──そう、「生きるべきか、死ぬべきか」。
作品HP: https://www.ntlive.jp/hiranhamlet


NTLive『ハムレット』photo by Sam Taylor

第二弾トークイベント概要
日時)3月7日(土) 10:00~上映回の本編上映後に実施(本編ご鑑賞者がトークイベントを観覧いただけます)
場所)TOHOシネマズ シャンテ
ゲスト登壇者)松岡和子、柏木しょうこ*敬称略
座席売り出しスケジュール)3/4(水)24:00~(=3/5(木)0時~)
TOHOシネマズ シャンテHPにて販売)https://hlo.tohotheater.jp/net/schedule/081/TNPI2000J01.do

—————– ゲストプロフィール—————–
松岡和子
翻訳家、演劇評論家、東京医科歯科(科学)大学名誉教授。英米の小説や評論、現代劇の翻訳を経て、1995年からシェイクスピア劇の翻訳に取り組む。彩の国さいたま芸術劇場の故蜷川幸雄芸術監督のもと彩の国シェイクスピア・シリーズで翻訳を担当。2021年、全戯曲の個人訳による『シェイクスピア全集』(筑摩書房ちくま文庫)を完結させ、その功績により菊池寛賞、朝日賞などを受賞。主な著書に『すべての季節のシェイクスピア』『深読みシェイクスピア』他。評伝、草生亜紀子著『逃げても、逃げてもシェイクスピア』(新潮社)がある。

柏木しょうこ
映像・英米文学翻訳家。演劇界から翻訳家へ。映像(字幕・吹き替え)、書籍、絵本、戯曲など多様な翻訳を手掛ける。ドラマ「ブレイキング・バッド」(字幕)、映画「マクベス」をはじめ、演劇関係の翻訳では、ベルギー発の舞台『KISS & CRY』『COLD BLOOD』(高知県立美術館)の上演台本、またNTライブではシェイクスピア作品をはじめ『ライフ・オブ・パイ』、『インナー・エイリア』『ウォレン夫人の職業』など数多くの作品の字幕翻訳および字幕監修に携わる。

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