サンケイリビング新聞社
~主婦のエイジング意識についてのアンケート~
リビング新聞グループのシンクタンクである株式会社リビングくらしHOW研究所(所在地: 東京都千代田区、代表取締役社長 細井英久)では、全国の既婚女性716人を対象に「エイジング意識について」の調査を実施。“大人の女性“や”おばさん“の一般的な特徴や、自身についてはどう思うかなどを聞きました。
リビングくらしHOW研究所 ウェブサイトはこちら⇒ https://www.kurashihow.co.jp
■20代~60代すべてで、大人の女性の条件1位は「品格」
30代以上は「自分はおばさんの要素が大きい」と思っている人が多数派
主婦が思う“大人の女性“が持ち合わせている条件の1位は「品格」(グラフ1) 。年代別でも、20代~60代のすべてで8割近くのポイントを集めて1位に。そのほか上位は「たしなみ」68.0%、「落ち着き」67.0%、「ココロの余裕」64.2%、「寛容さ」58.8%と、内面の成熟が必要と考えられています。また「女らしさ」も53.9%のポイントを集めました。この「女らしさ」は、「おばさんになると失いがちなもの」の1位(グラフ2)でもあり、“大人の女性”か“おばさん”かを左右する要素の一つといえそうです。
「おばさんになると得られるもの」の1位はダントツで「度胸」(グラフ3)。大人の女性の条件の上位に入っている「ココロの余裕」や「寛容さ」「落ち着き」も、各2割程度の人がおばさんになると得られるものに挙げています。
自分自身について「大人の女性とおばさんのどちらの要素が大きいか」を尋ねると、20代は「大人の女性>おばさん」が7割超ですが、30代以上は「大人の女性<おばさん」が過半数を占めます(グラフ4) 。年代が上がるにつれ「おばさんの要素が大きい」の割合がじわじわ増えるものの、30代から60代まで「どちらかといえばおばさんの要素が大きい」が5割近くと多数派です。
■この11年で“おばさんっぽさ”はよりビジュアル重視に
最も気になるのはボディラインだが、気を付けて努力している人は約4割
一般的におばさんっぽさが表れやすいと思う点を聞いたところ、1位「ボディライン」、2位「ファッション」、3位「ヘアスタイル」、4位「姿勢」という結果に。2008年に行った調査では、1位「ファッション」、2位「しぐさ」、3位「会話の内容」、4位「ヘアスタイル」でした(2008年は選択肢に「ボディライン」はなし)。2019年と2008年を比較してみると(グラフ5)、「会話の内容」「しぐさ」「公共マナー」「言葉遣い」のポイントが大きくダウン。この11年で、女性たちの”おばさんっぽさ“定義は、よりビジュアルがキモになっています。
自分自身が「おばさんっぽい」と感じたことが「よくある」人は30.4%、「時々ある」人は59.2%。おばさんっぽさを自覚した点のトップ3は「ボディライン」「会話の内容」「姿勢」(グラフ6)。
おばさんっぽくならないために努力していることがある人は67.7%で、ファッションや姿勢、ヘアスタイルに気を付けている人が多くなっています(グラフ7)。「ボディライン」について努力している人は40.6%で、最もおばさんっぽさが表れやすいと思いつつも、キープする努力は難しい箇所のようです。
【調査概要】
期間:2019.4.10~4.14
サンケイリビング新聞社公式サイト「リビングWeb」「あんふぁんWeb」「シティリビングWeb」でのアンケート
調査対象:既婚女性
集計数:716人
【回答者プロフィール】
20代4.9% 30代26.8% 40代31.0% 50代25.7% 60代11.6%
フルタイムワーク24.2% パート・アルバイトワーク29.7% 専業主婦42.2% そのほか3.9%
データは小数点2位以下四捨五入
詳細レポートはリビングくらしHOW研究所サイトで公開
https://www.kurashihow.co.jp/markets/14978/
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