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2019年6月26~27日、京都
2019年6月27日、京都発
Women’s Forumは京都議定書が署名されてから22年後に初めて、G20諸国に気候変動との闘いに女性を参加させるよう呼びかけます。なぜならそれは急務だからです。
女性は男性より14倍多く気象災害で命を落としやすい
現在、気候変動避難民の80%が女性である
女性は被害者になるばかりでなく、温暖化との闘いへの革新的な解決法を提供でき、様々なプロジェクトを指揮することができる能力を持っている
以上により、Women's Forumは5つの強い決意の憲章を打ち出し、京都においてG20への呼びかけを行います。約50名のビジネスリーダーや専門家が参加し、「Daring Circle Women & Climate」のワーキンググループを促進する企業、BNPパリバ、ロレアル、エンジーによって署名され、Eco-Actとの協力により、KPMGの専門知識によって実行されます。
この憲章は2019年6月27日に、日本政府及びG20参加国の首脳らに提示されます。
「女性は真の変革の主体となり、より環境に優しく、より持続可能な経済に貢献しなければならない」」と、Women’s Forum マネージングディレクターのChiara Corazzaは話します。
本憲章に加えて、Women’s Forumは、成功していることが証明され、より大きな影響のために拡大することができる15個の具体的なプロジェクトを選択しました。
「インドでは、BNPパリバが、農家のためのバイオガス・ダイジェスターの設置に資金を提供しました。これにより動物農場からの廃水を回収し、それらをガスへと変化させ、食材の調理や畑への天然肥料へ変化させることを可能にします。これらのバイオガス・ダイジェスターは家族の中で女性の所有物となり、木の伐採を4分の1に削減することができます。すなわち女性が平均1日1~3時間で森林伐採と大気汚染への貢献を達成することができます。BNPパリバによって支援された13,000のバイオガス・ダイジェスターが、年間7トンの二酸化炭素排出を削減しており、当行は自社の事業においてカーボンニュートラルになっています。」と、BNPパリバのCSR責任者、Laurence Pessezは説明します。
「より効果的で真に包括的になるためには、気候変動に対する闘いの行動にジェンダー問題、特に気候変動に影響を受ける女性を至急取り込むべきす。ロレアルでは、天然原料を生産する女性をサポートする持続可能な調達プログラムにおいても、このような状況が見られます。しかし、彼女たちは革命的な解決法をもたらすのです。」と、ロレアルのチーフ・コーポレート・レスポンシビリティ・オフィサー(CRO)、ロレアル財団のエグゼクティブ・バイス・プレジデントのAlexandra Paltは語っています。
「企業の規模に関係なく、クライアントが簡単に追跡および拡大できる構造化されたイニシアチブが増えています。キーポイントは、これらの問題は企業の将来のビジネスモデルを確かにするステークホルダーの期待と切っても切れないということを理解することです。」と、テレコム、メディア、テクノロジー部門の責任者であり、フランスのKPMG執行委員会メンバーであるMarie Guillemotは述べています。
政府、個人、企業が一緒になり行動しましょう。
Women’s Forum for the Economy & Societyについて
女性のビジョンと声を、ジェンダー問題だけでなく、人類、経済、社会のすべてに影響を与える問題に向けさせる国際的なプラットフォーム。Women’s Forum for the Economy & Societyは2つのキーイニシアティブ「CEO Champions」と「Rising Talents」、ならびに人工知能、STEM、気候、健康及び「サプライチェーンの多様化」について取り組む“Daring Circleワーキンググループ”です。フランスのパリを本拠地ろする、Women’s Forum for the Economy & Societyはピュブリシス・グループの傘下企業です。