ハリウッド化粧品
2019年7月8日(月)、学校法人メイ・ウシヤマ学園「ハリウッド大学院大学」の学生(11名)がハリウッド化粧品 多摩研究所工場を訪問。工場見学や講義だけでなく、美容クリーム開発を体験しました。
創業95年目の老舗化粧品メーカー ハリウッド化粧品(ハリウッド株式会社 本社:東京都港区六本木)は、研究開発や商品生産の拠点であるハリウッド化粧品 多摩研究所工場(神奈川県川崎市)において、工場見学会や講演・体験イベントなどを随時開催し、美容業界の人材育成のための教育活動に力を入れてまいりました。
一方、学校法人メイ・ウシヤマ学園「ハリウッド大学院大学」(東京都港区六本木)は、日本初のビューティビジネス専門職大学院として設立されました。高度な教育システムの基盤に立ってビューティビジネス業界の職業人として必要不可欠な専門能力を修得させることで、ビューティビジネスにおける経営者・管理者・指導者の育成に力を入れている教育機関です。
ハリウッド化粧品とハリウッド大学院大学は、こうした教育に対する考え方を同じくし、工場見学や講演などを開催して交流を深めてまいりましたが、今回は、新たな取り組みとして、より深い見識を持った人材育成を目指すため、美容クリーム開発の「体験会」を開催することになりました。
訪れた学生は11名。初めに行われた研究所と工場の見学では、高級化粧品メーカーとして「品質第一主義」を貫くハリウッド化粧品の基本理念が具現化された工場の生産管理体制、衛生管理の様子を直に伝えました。続いて、講義「化粧品製造販売をするための研究所と工場の役割」「化粧品開発 ―乳化とは― 」を受講することで、化粧品メーカーを創業する際に必要な許認可のあらましや、組織構築のノウハウ、基本的な化粧品開発技術である「乳化」についての知識などを得てもらいました。
最後に行われたのがメインイベントとなる「美容クリーム開発体験」でした。水(保湿剤)と油(エモリエント剤)を混ぜ合わせて美容クリームのベースを作る「乳化」の様子を見学した後、3~4人ごとのグループワークにて自分たちが開発する美容クリームのコンセプトを考え、コラーゲンやプラセンタエキスなどの美容成分やローズやハーバルといった香料を選びました。次は、実際に美容クリームのベースに、選んだ美容成分や香料を練り込む作業です。生まれて初めての体験に、驚きと感動で、あちこちから歓声が上がりました。最後の仕上げは、作り上げた美容クリームのプレゼンテーションです。グループの代表者が緊張の面持ちで、自分たちの開発した美容クリームを売り込むべく、熱弁が振るわれました。すべてが終了すると、安堵とやり遂げた充実感に、参加者たちから満面の笑顔がこぼれました。こうした経験は、美容業界で働く上で、何よりも得難い糧となってくれるものと思われます。
ハリウッド化粧品とハリウッド大学院大学では、「美容業界における人材育成に力を入れる」という意味で、意識を同じにして、強固な協力体制が整っています。これは、単に一つの企業や一つの学校法人という垣根を越えて、ひとえに美容業界全体の発展を願っているからこそです。「ハリウッドグループ」では今後も美容業界をけん引するべく、時間と労力を惜しまず、教育活動に取り組んでまいります。
ハリウッド化粧品
https://hollywood-jp.com/
ハリウッド大学院大学
https://mba.hollywood.ac.jp/