一般社団法人音楽特定利用促進機構
一般社団法人音楽特定利用促進機構(以下、ISUM)が提供するシステムを活用して簡単にブライダルで適法利用できる楽曲が、1万5千曲を超えました。2014年4月に対象楽曲約500曲からスタートし、およそ5年で30倍に増加しています。
今年2月には、B’zやZARD、倉木麻衣など、ビーイング所属アーティストの楽曲も多数登録されました。さらに、スピッツ「空も飛べるはず」、あいみょん「マリーゴールド」といった、人気アーティストのブライダルにぴったりな楽曲も新たにラインナップに加わりました。
また、2019年上半期、リクエストが最も寄せられた楽曲は、現在大きな注目を集めている4人組バンドsumikaの「Lovers」でした。多くの要望を受け、今年5月より利用可能となりました。ISUMは今後も登録されてない楽曲については、サイト上で新郎新婦やブラダイル事業者の方から結婚式で使用したい楽曲のリクエストを受け付け、日本レコード協会を通して権利者へ皆様の声を届けてまいります。
ISUM楽曲データベース https://isum.or.jp/music
【 sumika「Lovers」を結婚式で流したい新郎新婦が続出! 】
2019年上半期、新郎新婦から最も多くのリクエストが寄せられたsumikaの「Lovers」。sumikaは2018年に劇場アニメ「君の膵臓を食べたい」のオープニングテーマ・劇中歌・主題歌や、JR SKISKIのタイアップ曲を手がけたことで注目され、人気急上昇中のバンドです。「Lovers」は2016年にリリースされた楽曲。大切な人への本音が詰まった共感を呼ぶ歌詞と、ポップで爽やかなメロディーは晴れの場にふさわしく、幸せを感じられる楽曲です。今年に入り、「結婚式で使いたいのでISUMに登録してほしい」といった要望が数多く寄せられました。
「Lovers」の作詞・作曲をされたsumikaの片岡健太さん(Vo./Gt.)よりコメントをいただきました。
■sumika 片岡健太さんからのコメント
【 ブライダル・シーンは音楽をプロモートできる「貴重な媒体」 】
以下、代表理事アレクサンダー・アブラモフからのご挨拶です。
【 音楽著作権の認知度、5年で2倍に向上 】
今年2月、20代から40代の3年以内に披露宴を開催したことのある新郎新婦400人を対象に、ブライダルシーンで使われている音楽に関する調査を行った結果、5年前の同調査と比較して音楽著作権の認知度は34.5%から69.0%へと大幅にアップしたことが分かりました。 さらに、式場・ホテルなど会場に求めることとして、81.5%が正しく音楽を利用できるよう手続きをしてくれる会場が良いと回答。音楽著作権について新郎新婦の意識が高まると同時に、会場やプランナーヘも正しい手続きと知識を求めています。それに伴い、「自分たちが結婚式を行う会場はISUMに登録していますか?」といった新郎新婦からの問い合わせも年々増加しています。
【 今後のISUM 】
新郎新婦及びブライダル事業者の皆様から要望の多い、洋楽の登録楽曲も増やしていけるよう働きかけていくと共に、ISUMのスキームが適用されるシーン(結婚式や披露宴等で市販CDに収録されている楽曲をCDやDVDにコピーして利用する場合にのみ適用)について、事業者をはじめ新郎新婦の皆様にも正しくご理解いただけるよう、より一層の啓発活動を行ってまいります。
【 一般社団法人 音楽特定利用促進機構とは 】
ブライダルシーンにおける市販楽曲の利用促進及び音楽著作権の啓発活動の一翼を担うことを目的として2013年10月に設立。ブライダルで使う音楽の著作権・著作隣接権の権利処理手続きをオンライン上で簡単に行うことができるシステムを提供し、手続きを代行しています。現在、全国1,000を超える事業者が登録、昨年の申請数は10万件を突破しました。
代表理事:アレクサンダー・アブラモフ
所在地:〒150-0002 東京都渋谷区渋谷2丁目10番15号NV I BLDG.9階
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