【DIOR】2020春夏 プレタポルテ コレクションを発表

【DIOR】2020春夏プレタポルテコレクションを発表

クリスチャンディオール株式会社

#DIORSS20 SPRING-SUMMER 2020 RTW SHOW

現地時間9月24日(火)にパリロンシャン競馬場内の特設会場にて発表された、ディオール 2020春夏プレタポルテコレクション。各ルックがディオール公式サイトにて公開されました。
http://bit.ly/Dior_SS20

今回のインスピレーション源となったのは、庭園で花々に囲まれ情熱を見せるカトリーヌ・ディオール：クリスチャン・ディオールの妹の写真でした。彼女はディオールの歴史における重要な人物。類いまれな決断力と個性あふれる勇敢なヒロイン「ミスディオール」とは彼女のこと。その呼び名から名付けられた最初のフレグランスはメゾンの象徴となりました。

カトリーヌはディオール家の庭園を大切に手入れしていました。真の、最も深い意味での庭師であり、自由で自立した女性で、自然の息吹や季節の移り変わりと調和する生活を送っていたのです。今回のコレクションに登場するモチーフやエンブロイダリー、ラフィアの輝きと質感によって植物の生い茂るイマジネーションの世界を想起させ、そこに生息する植物種の記録を植物標本のように紹介しています。

そして、“インクルーシブな庭園”に見立てたショー会場の舞台装飾は、植物学者、園芸家、そして都市のランドスケープデザインに携わるアーティスト集団、アトリエコロコとともに造られました。

(C) Adrien Dirand

環境デザインを行うアーティストである彼らはショーを時が止まった瞬間と捉え、そこに原産地の異なる植物を一時的に集めました。170本にもおよぶこれらの木々はショーの間だけパリ-ロンシャン競馬場に存在しその役目を終えると、3つの長期プロジェクトに参加し、この多次元的な庭園の生命を生かし続けることになります。単なる舞台装飾にとどまらない、この刹那的な風景が告げるのは、植物種の多様性に富む木立や木々のある空間を創造し、強化すること。各々が美しい自然とその未来を育み、守ることができるということを象徴しています。