マーク ジェイコブス ジャパン株式会社
ニューヨーク発ファッションブランド「マーク ジェイコブス」が手掛けるブックストア『BOOKMARC(ブックマーク)』にて、 編集者・都築響一氏の名著「着倒れ方丈記 HAPPY VICTIMS」とマーク ジェイコブスによるコラボT-shirts、 “HAPPY VICTIMS x MARC JACOBS THE T SHIRTS”の日本発売を記念してトーク&サイン会を開催します。トークのお相手は同じく編集者として活躍する中島敏子氏。撮影の裏話から90年代当時のファッション業界の逸話などを語って頂きます。トーク終了後にTシャツと写真集へのサイン会もおこないます。
“HAPPY VICTIMS x MARC JACOBS THE T SHIRTS” 発売記念トーク&サイン会
■ゲスト:都築響一(編集者/写真家)、中島敏子(編集者)
■日時:2019年12月5日(木)19:00 スタート
■場所:BOOKMARC(ブックマーク)東京都渋谷区神宮前4-26-14
■商品情報:
HAPPY VICTIMS x MARC JACOBS THE T SHIRTS
素材:コットン100% / サイズ:S,M,L / カラー:ホワイト
販売価格:14,000円(税別)
2002年に都築響一は「着倒れ方丈記」の連載で熱狂的なマーク ジェイコブス のコレクターを撮影しました。それからほぼ20年後、マーク ジェイコブスはこの歴史と関わった人々を称えて、当時掲載されたオリジナル写真をフィーチャーした限定Tシャツを作成しました。
都築響一著「着倒れ方丈記 HAPPY VICTIMS」
判型:ペーパーバック / A4変 / 174p / 日本語
出版社:復刊ドットコム / 復刊発売日:2018年1月20日
販売価格:4,850円(税別)
東京人のリアルな暮らしを捉えた写真集『TOKYO STYLE』をはじめ、秘宝館、スナック、インディーズ演歌歌手といった「業界」が見向きもしない、名も無き人々の生き様や創作活動に光を当て、今なお国内外のロードサイドを巡る編集者兼写真家の都築響一。 この『着倒れ方丈記』は、「流行通信」誌上に1999年4月から2006年8月まで、約7年・全87回にわたり連載されていたものをまとめた、写真と文章が対となる写真作品集。 シャネル、グッチ、エルメス、ツモリチサト、マルタン・マルジェラ、コム・デ・ギャルソン、アナスイ…。 クローゼットに、タンスに、部屋の隅々に、82にも及ぶファッションブランドの服をいっぱいに溜め込んだ、どこにでもいそうな普通な人たち総85人が誌面に登場します。 住んでいる部屋も決して広くはなく、持っている服を並べれば、その多さに並びきらないことも。 食費を切り詰めてでも収集し、ごくごく普通の生活と一流のブランドとが混在する空間。それぞれの所有者から感じられるどことなくアンバランスな魅力。
いずれも、既存のファッションメディアには登場することのない、現代日本における日常的光景の一つです。
▼本文より
エレベーターもないぼろアパート住まいなのに、通勤に使っているのはエルメスの55万円のブリーフケースという男性とか、カップヌードルで食事を済ませながら100万円近いドレスを買うOLさんとか、いろんなマニアとの出会いがあった。
(中略)
本屋やコンビニの棚に並ぶファッション雑誌の中では、美しいモデルが美しい部屋で、美しいブランドの服を着ながら美しい生活を送っている。『着倒れ方丈記』に登場する人たちは、だれひとりとしてモデルみたいに美しくもなければ、美しい暮らしもしていない。でも日本でいちばんそのブランドを買っている人たちは、モデルじゃなく彼ら着倒れ君たちだ。
■プロフィール:
都築響一(Kyoichi Tsuzuki)/ 編集者・写真家
1956年東京生まれ。1976年から1986年まで「POPEYE」「BRUTUS」誌で現代美術・建築・デザイン・都市生活などの記事を担当する。1989年から1992年にかけて、1980年代の世界現代美術の動向を包括的に網羅した全102巻の現代美術全集『アートランダム』を刊行。以来、現代美術・建築・写真・デザインなどの分野で執筆活動、書籍編集を続けている。1993年、東京人のリアルな暮らしを捉えた『TOKYO STYLE』を刊行。1997年、『ROADSIDE JAPAN』で第23回木村伊兵衛写真賞を受賞。現在も日本および世界のロードサイドを巡る取材を続けている。2012年より有料週刊メールマガジン『ROADSIDERS'weekly』を配信中。
http://www.roadsiders.com/
中島敏子(Toshiko Nakashima)/ 編集者
マガジンハウス社のカルチャー/ライフスタイル誌「BRUTUS」の編集者、「relax」の副編集長を経て、2011年「GINZA」の編集長に就任。2018年、マガジンハウスを退社し、現在はフリーランスとして活動している。2019年10月に刷新したファッションECサイト「Rakuten Fashion(楽天ファッション)」のエグゼクティブ・ファッション・クリエイティブディレクターに就任。
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