Trend1
1975年~1987年
小麦色肌サーファーガールの「弓眉」から、
小麦色肌サーファーガールの「弓眉」から、
お嬢さんブームの「太眉」へ
顔の印象を決める眉には、世相やその当時の女性の立場が反映されています。オイルショックがあった’70年代前半は退廃的な印象の細眉でした。’70年代後半になり、お嬢さんだからこそ、夏はテニス、冬はスキーを楽しみ、ニュートラ、サーファー、ハマトラが『JJ』を中心に大ブーム。一方で日本人固有の美しさを見直す流れもあり、資生堂の広告モデルとして1973年に山口小夜子さん、1976年に真行寺君枝さんを起用し、話題になりました。
Trend2
1988年~1995年
W浅野ブームの「元気眉」
W浅野ブームの「元気眉」
そしてスーパーモデル旋風の兆し
1985年の「男女雇用機会均等法」制定から1986~1991年のバブル期、女性が生き生きと生活を謳歌していた時代、ドラマのヒロインが人気を集めていた時代でもあります。女性らしさが加わり、太眉も少し長めになり、自然な眉山のある元気潑溂とした印象に。リップメイクが中心で、目元もナチュラルになっていきました。そして、ついに眉が主役になる時代が到来します。
Trend3
1995年~2000年
スーパーモデル&安室ちゃんブームで
スーパーモデル&安室ちゃんブームで
「モードな細眉」へ
コレクションに集まるスーパーモデルの私服が大人気。メイクでは眉に注目が集まって、日本女性に眉を整えることが定着。1994年からの安室奈美恵さんブームもあって、流行に大きな方向性があり、みんな憧れの人と同じ顔になりたかった時代でもありました。モードな細眉に、白ピンクやベージュのNYブランドのリップ、ヌードカラーのリップペンシルがマストだったモードメイク全盛時です。
Trend4
2000年~2007年
目ヂカラ強めのモテOLは
目ヂカラ強めのモテOLは
「愛され眉」
「モテメイク」や「愛されメイク」にシフトし、「身近な日本人モデル→もっと身近な読者モデル」が流行の発信源になります。「デカ目」や「モテ」など日本独自の流行、他人目線の自分を演出するメイクへの支持もありました。ここまでの『JJ』の歴史は、現在のSTORY世代が毎日をとても楽しんでキラキラしていた時期と重なります。今のSTORY世代が輝きを失わないのは、この時代の経験があるからこそなのです。
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