ゴム1本で骨格矯正級の美人アレンジに変身!
Part.1「大人のミドルポニー」
ukaの人気スタイリスト保科真紀さんからSTORY読者向けにヘアゴム1本でできる挽回ヘアアレンジを伝授していただきました。
Part1は「大人のミドルポニー」
ひとつに結ぶだけなので一見簡単そうに思えるポニーテールですが、大人の「こなれ感」を出すのにはちょっとしたコツがあるようです。
教えてくれるのは……
uka 東京ミッドタウン 六本木
ヘアスタイリスト 保科真紀さん
著書「ヘアゴム1本でなんとかする」やInstagramでの分かりやすいセルフへアレンジ動画が話題!
ゴム1本で骨格矯正級の美人アレンジに変身
アレンジ前はこんな感じのヘアスタイルです。
医療関連会社勤務 桑原陽子さん(40歳)
【ベース作り】
ポニーテールアレンジをする前に重要なのがベース作り。まずは、分け目にオイルミストを吹き掛けます。
髪の分け目を「線」から「点」にする意識でくしゃっと揉み込むように崩していきます。
中間から毛先にオイルミストを吹き掛けて保湿&束感を出します。ヘアオイルもミストタイプならベタっとせず、つけやすいのでおすすめです。
【大人のミドルポニーアレンジ】
ベースができたら、いよいよゴムでひとつに結びます。
ポイントは結ぶ位置。ちょうど耳のラインくらいがベストです。高すぎると後頭部をふんわり丸くできないし、低過ぎると落ち着き過ぎて老け見えの原因になってしまいます。
結んだ後はバランスを整えるように毛束を引き出していきます。
まずは、こめかみを覆うように前髪を引き出します。
結び目付近から真ん中、右、左と順に毛束を摘んで引き出し、間の毛束も強弱をつけ引き出します。毛束は一度に大量に引き出すのではなく、「髪10本」を引き出すようなイメージ。多く引き出すと、ただの崩れ髪に見えてしまうので気をつけて。
ゴムの結び目付近の毛束を出したら、耳を半分くらい隠すイメージでサイドの毛束を引き出し、あわせてもみあげも細くとって出します。この質感をまとわせた後れ毛が「大人のこなれ感」を出すための重要なポイントです!
最後に、毛先にオイルミストをつけて完成。
Message from 保科真紀さん
髪は「顔の額縁」だと思っています。
額縁がペタンコだとお顔そのものに目がいくので、エイジング悩み(例えば、たるみ、げっそり、疲れ顔)が目立ちやすくなります。
逆に、額縁にボリューム感があれば、ネガティブな印象から視線を分散させる事ができるのです。
顔の額縁=髪のデザインは、「大人のこなれ感」を出せるだけでなく、お顔のエイジング悩み解消にもつながると思います。STORY読者の皆さんにも是非ゴム1本で簡単にできるヘアアレンジに挑戦してみて欲しいです。
【Before】Gジャン¥16,500<ヘルシーデニム>Tシャツ¥7,700<フレーバーティー>(ともにゲストリスト)ピアス¥19,800(ウノアエレシルバーコレクション/ウノアエレ ジャパン)バングル¥36,300(パズコレクティブ/ZUTTOHOLIC)
【After】カットソー¥17,600(ブルーバード ブルバード)ピアス¥9,900(ワンエーアールバイウノアエレ/ウノアエレ ジャパン)ネックレスチェーン¥11,000パールトップ¥8,800コイントップ¥8,800(すべてアルティーダ ウード)ヘアゴム7本セット¥1,375(アネモネ/サンポークリエイト)
撮影/古水良 ヘア/保科真紀(uka) 取材/奥村千草