ジメジメべたつく６月がやってきました。海外と違ってマスクを外せる日はまだ先になりそうな日本では、今年も大人ニキビや赤み、かゆみ、毛穴の開きなど梅雨時期特有の肌荒れに悩む人が多そうです。

ただでさえ汗、皮脂の分泌が増えてマスク内で雑菌が繁殖しやすいこの季節。以前よりも日々の汚れを落とすケアが重要です。

しかし……40代のもうひとつの大きな課題は〝乾燥〟。汗でしっとりしているように感じるけれど、汗をかけばかくほど必要な水分も蒸発してしまう夏は保湿機能が低下。エアコンの風で肌の水分が失われるという落とし穴も。

ということもあって、急激に乾燥肌に傾き始めた40代半ばから朝は水洗いのみ！ をモットーにしてましたが、パルファム ジバンシイの新シリーズ「スキン リソース」のクレンジングバームを試して、数年ぶりに毎朝洗顔料を使うように。

かつて洗顔料を使わなくなった理由はつっぱり感。夜のスキンケアが無駄になってしまう気がして。でもこの洗顔料はとにかく洗い上がりがしっとり。毛穴も引き締まりメークのりが格段にアップします。テクスチャーもユニーク。濡らした手にバームをとってなじませるとミルク状になり、顔に伸ばすうちにきめ細やかなフォームに変化して、ごしごし摩擦を与えることなく優しく洗い上げます。

角層の水分バランスが乱れた状態＝ハイドリック・ストレスから肌を解放する「スキン リソース」には１００％自然由来成分のシリーズ共通成分、ビューティー・モス・コンプレックスが配合され、肌の保湿力を高め弾力を与えます。夏にぴったりなさらっとした使用感で肌にすっとなじむローションには肌を健やかに整えるリコリス・エキスも。

年を重ねるごとにあれもこれもとなりがちなスキンケアですが、暑い季節はとにかくシンプルでいきたいのが本音。この夏から〝汚れを落として潤す〟という美肌づくりの基本の習慣を見直して隠れ乾燥を予防しましょう。

「洗顔・保湿・ＵＶケア」が、〝スキンケアの基本〟と言われるなかで、保湿やＵＶケアと比較して「洗顔」への意識は低め……というジャスフォー世代は多いのでは？

40代になると常に乾燥しがちなのに加え、夏は起床時のべたつき、日中は紫外線や冷房からのダメージを受けて肌のバリア機能は乱れがちです。ジメジメと乾燥が同時に押し寄せてくる夏こそ、「洗顔」から肌の水分と油分のバランスを整えるアイテムでケアしたいところ。

「ジバンシイ リソース クレンジングバーム」は、自然由来成分が肌の水分を補い、潤いを保ちながら優しく洗い上げる洗顔料。つけた瞬間はバーム状なのに、なじませるとミルクに、そしてフォームへと変化しながら汚れをオフ。そんなテクスチャーのユニークな変化を楽しめるのも気分が上がるポイントの一つです。

洗い上がりはすっきり感と瑞々しいしっとり感で、ただ洗っただけとは思えないほど肌が整うのを感じられました。

洗顔で肌をすっきりさせた後は、「ジバンシイ スキン リソース ローション」を。ふたを開けた瞬間、爽やかさと華やぎが感じられる香りにうっとり。夏のうっとうしさを一瞬にして忘れ、ずっとこの香りに包まれていたいという気分に。さらりとした質感のテクスチャーは、心地よくスッと馴染んで夏の肌をクールダウン。べたつきも感じません。

スキンケアは毎日のことだから、その時間が癒しになると嬉しいですよね。そして何よりもお伝えしたいのは翌朝の肌の違い。鏡で見て触れてみると、キメが整ったようなツヤ感とふっくら感で、後のメークのりまで良くなったような気がします。

肌の透明感はバリア機能を整えることで得られるもの。季節の変わり目は特に、ローションはもちろん、汚れを落とす「洗顔」も水分と油分のバランスを保つタイプにこだわってみればより肌の変化を感じられるはず。しんどさを感じがちな夏だから、香りや効果感など自分が上がる逸品を選んで乗り越えていきましょう！

撮影/渡辺修身 取材/稲益智恵子、田路暢子 ※情報は2022年7月号掲載時のものです。

・見た目の暑苦しさの原因は眉だった！？すっきり見えを叶える夏コスメ
・HAKU 美容サプリメントetc.編集部おすすめの新作コスメ
・40代のシミ取りレーザー治療実録！「ダウンタイム無しで美肌を目指す」