教えてくれたのは、ヘア&メークアップアーティスト MAKIさん
ファッション誌をはじめ、多方面で活躍。ナチュラル見えしつつ、大人を素敵に見せるテクが秀逸でタレントやモデルからの指名も多い人気のヘア・メーク。
シェーディング・ハイライト術①
STEP1. 薄いシミは光沢感で飛ばしてトーンアップ
顔全体にスポンジで外側に広げながら塗っていく。発光した肌が艶感のベースに。
〈使ったのは〉イルミネイティング セラムプライマー01¥3,520(ジルスチュアート ビューティ)
STEP2. 目の下のクマには補整力抜群のオレンジ
右上のパレットをブラシでのせてスポンジでムラなく軽く叩き込む。スポットのシミは左下のパレットを部分使い。
〈使ったのは〉チップ&ブラシも優秀。トーンパーフェクティング パレット02¥4,950(コスメデコルテ)
STEP3. 最初は「足りないかな」と思う量で厚塗り回避
ブラシでファンデをのせ、スポンジで外側へと叩き込む。足りない部分はその都度ファンデを足して。
〈使ったのは〉ディオールスキン フォーエヴァー フルイドグロウ1.5N¥7,040(パルファン・クリスチャン・ディオール)ファンデーションブラシ¥5,500(ADDICTION BEAUTY)
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シェーディング・ハイライト術②
STEP1. 細く放射状に入れるのがコツ
色が濃いので軽く顔まわりと目頭の横にのせ、スポンジでファンデと馴染ませて境目を曖昧にします。
〈使ったのは〉失敗いらずのクレヨンタイプ。&be コントゥアペン¥2,750(Clue)下段を使用。シェイド アンド イルミネイト コントゥールデュオ¥10,340(トムフォード ビューティ)
STEP2. 光沢感のあるチークでヘルシーな印象に
練りチークを頰の高い位置にオンし、目頭に入れたシェーディングと馴染ませておくのがポイント。
〈使ったのは〉左のパレットを使用。シマリング グロー デュオ01¥4,950(THREE)
シェーディング・ハイライト術③
STEP1. 顔まわりはサラッと頰はしっとりキープ
大きめのブラシでパウダーを顔まわりにのせ、髪の毛につかないようにする。残りの粉を眉の上や頬、鼻と唇ののきわにも軽くのせる。
〈使ったのは〉艶のあるパウダー。ライトリフレクティングセッティングパウダー ルースN¥5,830(ナーズ ジャパン)
STEP2. フェイスラインと鼻筋横にムラなくサッと入れる
大きめのブラシで額の側面からアゴにかけて均等の濃さで入れる。鼻筋横に入れて、より立体的に仕上げる。
〈使ったのは〉肌馴染みが◎。キャンメイク シェーディングパウダー01¥748(井田ラボラトリーズ)
撮影/菊地泰久〈vale.〉(人物)、皆川哲矢(静物) モデル/野呂佳代 ヘア・メーク/MAKI スタイリスト/MaiKo yoshida 取材/杉崎有宇子 ※情報は2023年2月号掲載時のものです。