年を重ねると老化にビクビクしたり、新しいコスメを取り入れにくかったり。そんな私たちに向けて美容をとことん楽しむMEGUMI流ポジティブ美容をご紹介します。

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マスクを外せるようになったものの、不安でいっぱい！　そんなお声を私のInstagramのコメントなどでもたくさんいただくようになり、ならばと、実際に私が30代の頃から試して劇的な効果を体感した「口元ケア」を中心にお伝えしようと思います。

口元ケアで大切なのは、顔の下半分を鍛えること。口周りの表情筋をほぐし、流すことでがらっと印象が変わります。参考にしたのは、歯科医の是枝伸子先生の『美人に見られたければ顔の「下半分」を鍛えなさい！』。しっかり口内からほぐすため、〝ストレッチオーラル〟を使い、気になるほうれい線が始まる鼻横までぐっと当てて、コリをはがすようにマッサージしていくと、明らかに口角が上がったのが感じられます。痛いのは、コリが固まっている証拠。私は、お風呂時間に、湯船につかりながら、を習慣にしています！

そんな〝顔の下半分〟を鍛えたなら、仕上げは、女っぽさをヘルシーに感じられる〝盛られた口元〟で。ぷっくり感は、年齢と共に減る一方なので、コスメで足すことも大切です。マイクロニードルのグロスで形を整え、自然な血色感を引き出すリップを重ねて。久しぶりに会う友人達に「あれ？ なんだかキレイになったね！」と褒められちゃいましょう。

好印象に見える口元を研究した結果、私が導き出した結論は「私たちに必要なのは、自然な血色感とぷっくり感」。オレンジが入ったピンクを選ぶことでくすみも気にならず、さらには優しい空気感まで引き出してくれるんです。そして、ここで大切なのは、自然なぷっくり感のある印象をつくること。フレッシュ感が増して、幸せな雰囲気に仕上げてくれるんです。

加えて、目元はリップとリンクさせてピンクシャドウをベースにツヤのあるブラウンで引き締めて。顔全体に統一感が生まれて、口元が映えます。唇は先に内側を塗った後、ルージュのエッジを使って輪郭をとることで、口周りの表情筋をほぐして鍛えた相乗効果でふっくらと女っぽさが足されて、まさに〝フレッシュな再会顔〟が完成しますよ！

ブラウス￥10,450（ナノ・ユニバース／ナノ・ユニバース カスタマーサービス）イヤカフ￥25,300リング￥15,400（ともにケンゴ クマ プラス マユ／ヴァンドーム ヤマダ）

撮影／神戸健太郎〈人物〉、西原秀岳（TENT）〈静物〉　モデル／MEGUMI　ヘア・メーク／KIKKU（Chrysanthemum）　スタイリスト／ミク　取材／立花あゆ　 ※情報は2023年6月号掲載時のものです。