年を重ねると老化にビクビクしたり、新しいコスメに取り入れにくかったり。そんな私たちに向けて美容をとことん楽しむMEGUMI流ポジティブ美容をご紹介します。

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皆さんは髪のお悩みありますか？　私たちのお年頃になると、白髪、うねり、ボリュームダウン、あほ毛など、髪の悩みも一気に増えますよね。

私は今、髪の毛を伸ばしている最中で、前回髪についてお話しした時よりだいぶ伸びました。「髪は顔よりも印象を左右するパーツ」と言われているように、顔よりも髪の方が広い範囲を占めるため、髪型や質感、髪色が与える影響は大きいです。だから私もただ伸ばすのではなく、〝髪質を整えながら〟を最優先に気をつけています。特に髪は〝清潔感〟にもつながりますよね。年齢を重ねるほど、髪が与える印象は高まると思っています。

そんな私たちに欲しいのは特にコシと艶感。これがあると、後ろ姿も若々しく見えます。今はロングヘアを目指していますが、ひょっとするとロングにできるのはラストチャンスかも。ですから、ベースとなる頭皮から整えることを意識。顔同様、頭皮にも専用の美容液をぜひ塗ってください。特に今は夏の日焼け後のダメージがあるので、きちんと潤わせて栄養を与えることが大事。そして頭皮用のマッサージツールでマッサージをすることで、コシのある元気な毛が生えてくるベースが整います。

ヘアスタイルには、アホ毛とパサパサ感対策が必須。トップのツンツンした毛を抑えることで清潔感がアップします。対面だけでなく、意外とリモートで映る画面でもアホ毛は目立つという意見もありますよね。柔らかいバームタイプがなじませやすく、簡単にアホ毛がベタつくことなく落ち着きます。ダウンスタイルの毛先もほんの少しつけるとまとまりが生まれるので、一つ常備しておくことがオススメです。

まとめ髪の時には後れ毛になじませて少し動きを出すだと、ニュアンスが生まれて手をかけた感が出ます。ぜひ印象が大きく変わるので、ひと手間を惜しまず髪に手をかけてあげましょう。

ダウンスタイルの場合、ツヤとまとまり感を重視します。手のひらにバームをつけて両手を合わせるように温め、柔らかくしてから毛先を軽くまとめて握るようになじませます。手に残ったバームでトップのツンツンした毛を落ち着かせます。バームのオイル効果でツヤも生まれ、お疲れ印象に見えず、きちんと手をかけたような清潔感が生まれます。正面だけでなく、全方位から見られても健康的な若々しいヘアスタイルに。

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撮影／秋山博紀　ヘアメーク／エノモトマサノリ　スタイリスト／大浜暎里那　取材・文／立花あゆ　 ※情報は2023年11号掲載時のものです。