3月、4月にやってくる卒業＆入学式。子どもにもママにとっても記念すべきハレの日だから写真もキレイに写りたいもの。けれど「いつもの自分より写りが悪い！？」という経験はありませんか？ そんなモヤモヤは今日から払拭！ 実物も記念撮影もしっかり映えるメイクテクをご紹介します。
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教えてくれたのは…
夏美さん
雑誌、広告、映像など幅広いジャンルで活躍し、STORYスタッフが絶大な信頼を寄せているヘアメイクアップアーティスト。40代の肌悩みやメイク悩みを解決して、短時間でアップデートさせるテクはまさに神業。
卒入学式あるあるNGメイク
Before
「せっかく記念写真を撮ったのに、なんだかいつもの自分じゃないみたい。メイクももっとしておけばよかったのかも…」という思いをしたことありませんか？ 卒入学の写真撮影で 陥りやすいNGメイクは下記の通り。思い当たる人は多いと思います。
- 眉尻が光で飛んでしまっている
- 顔の色が白すぎて浮いてしまっている
- 肌がマットまたはテカテカすぎる
- 血色感がなくて地味に見える
- 顔が平面的で膨張して見える
- 目の印象がボケてしまっている
NG実例から変身！ハレの日メイクは1.2倍増しで！
After
外で写真を撮ることも多い卒業&入学式では、光で色やパーツが飛んでしまいがち。いつもより、はっきりメイクすることを心がけて。「1.2倍増し」と覚えておきましょう！
パーツごとにHOW TOを解説していきますが、特にポイントになる箇所に★をつけています。
ハレの日メイクHOW TO
➀ベースは品よくつるんと「陶器肌」に
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スキンケアと下地で肌を整えた後は、ファンデーションで上品なツヤ肌に。目の下とおでこに少量ファンデをのせてから、濡らして絞ったスポンジで軽くトントンと広げます。卒入学シーンにギラギラとしたツヤ肌やマットすぎる肌はNG。セレモニー服を品よく見せるように、つるんとした陶器肌に仕上げるのが正解。
②眉は飛ばないようにしっかりと描く★
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光で飛んでしまいがちな眉は、眉尻までしっかりと描くのがポイント。リキッドアイブロウで毛が足りない部分に1本ずつ描き足します。自眉の色に近い色で描くと飛びません。アイブロウパウダーは髪の色よりすこし明るめに。上からふんわりのせつつ、下のラインはハッキリ、眉尻はしっかりとのせて。
③アイメイクは古くならない色選びがコツ！★
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アイメイクに色を使うとその時の時代感が出てしまうので、王道のブラウンベージュを使うのがオススメ。撮った写真を何年先に見ても古さを感じないでいられます。アイラインは黒のインラインで目の形をハッキリさせ、目尻を少し長めに引いて。涙に強いウォータープルーフのアイライン&マスカラなら式で泣いても安心です。
④コーラルピンクのチークで血色感を出す
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笑った時に頬が高くなる位置の少し内側に丸く入れて、上気したような自然な血色感を。少しツヤのあるコーラルピンクのチークを選んで。
⑤シェーディングとハイライトで脱・のっぺり顔
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写真映えのキモでもある立体感はハイライトとシェーディングで。ハイライトは目の下のくぼみとチークの境をなじませる効果も。眉下に入れるとせっかく描いた眉が飛んでしまうので気をつけて。シェーディングは目で見て少し締まったと感じるくらいの入れ加減が◎。
⑥リップは馴染みのいい血色カラーをしっかり塗る★
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グロスのみの口元では写真映えしません。ツヤがあり、色がきちんと出るリップで血色感をプラスして。筆やリップライナーでしっかりと輪郭を描いてから塗りつぶします。ダークトーンが多いセレモニー服でも映えるコーラルレッドのリップなら、写真でもちゃんと血色感が出ます。
⑦前髪は薄めで表情明るく
重い前髪は写真になると影になり暗い印象になるので、薄く残すくらいにしてなるべく額を見せて。セレモニー服は首元が詰まった服が多いので、ハーフアップなどにして首元もスッキリ見せてあげるとさらに明るい印象に。
少し遠めからの撮影でも、1.2割増しのメイクならぼやけることなく明るい表情で写真が残せます。記念すべき瞬間を、ぜひ満足いく仕上がりで残してくださいね！
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撮影／相澤琢磨(人物)、光文社写真室(静物) ヘア・メーク／夏美 モデル／宮寺佳愛(STORYライター) 取材／尾崎亜佐子
