最近ますます美容医療の人気が高まっていますが、美容クリニックの聖地といえばやっぱり韓国！韓国で美容施術をやってみたいけれど、「何をやったらいいかわからない」「美容医療は初心者だからちょっと不安……」という方も多いのではないでしょうか？実際に、美容施術を何度かやって肌が生まれ変わった！ という声もあれば、トラブルを経験したという報告も……。

そこで、頻繁に渡韓して美容クリニック通いをしている “渡韓美容マニア”たちのリアルな声を調査。記事の前編では「韓国で本当にやってよかった美容医療」を紹介しました。
後編となるこちらの記事では、「やって後悔している美容医療」の正直レビューをお届けします！

▼前編はこちら
40代＆アラフォーの韓国美容マニアに聞いた！「韓国で本当にやってよかった美容医療」8選

韓国美容クリニックは、コロナ前は月1、今は3〜4か月に1度ほどのペースで行っています。実は、クリニックで何度かトラブルに遭った経験が……。

超音波治療の水玉リフティング（LDM）をやった時に、スタッフがインカムで話をしながら施術をしていて、あまり集中していなかったようです。左右の当て具合が全然違ったり、途中でなぜか手を止められ、かなり熱く当てられたり……。

あとは美容系の点滴をやった際に、経験が浅いスタッフに輸液を血管ではなく動脈に入れられてしまい、腕がパンパンに腫れ上がってしまったことが……。そのほかにもトラブル多数。病院選びは大事です。（M.T/32歳）

ヒアルロン酸注入は以前やっていましたが、永遠に持続するものではない上に、１箇所やると他も気になり出してキリがないことに気づきました。リスクも考慮して、今はやめました。（Y.Y/42歳）

ヒアルロン酸でトラブルの経験があります。額のシワにヒアルロン酸を入れてもらったんですが、2ccでいいと言ったのに4cc必要だと言われて注入され、案の定コブダイのようなおでこに……！　結局、日本に帰国してから溶解注射で溶かしました……。

あとはトラブルではありませんが、リジュランの手打ち。痛すぎて耐えられないので、もう二度とやらないです。（R.H /39歳）

明洞にある工場系クリニックで、10万円近く出していろんな施術を組み合わせでやったところ、リジュランの水光注射で血が止まらなくなって、かなり怖い思いをしました。値段とサービスや対応が全く合っていなかったし、もう二度と行かないです。（M.U /36歳）

二重あご専用のVシュリンクというHIFUをやりました。あごのたるみに特化したチップを使い、脂肪のより深い部分に働きかけるらしいのですが、出力を強めにお願いしたところ、奥歯に響き渡るような鈍痛があまりにひどくて、終わった頃には吐き気を催し、車酔いのような状態に。

1か月後くらいにもっとも効果が出ると言われましたが、1か月経っても二重あごは全く変化なし。あれだけ痛い思いをしたのに何だったんだろう……と若干モヤモヤしました。（S.O /43歳）

以上、韓国美容マニアの皆さんに聞いた「韓国でやって後悔している美容医療」を紹介しました！

日本より価格が安い施術が多く、韓国ブームの影響もあって、渡韓美容のハードルはどんどん下がりつつあります。しかしトラブルの可能性があることは忘れてはいけません。

クリニック選びは、入念な情報収集をした上で慎重に。

また、希望予算を伝えたのにも関わらず、予算を大幅にオーバーした施術を勧めてくる「アップセル」や、強引な押し売りにあったという経験談も少なくありません。どんなに勧められたとしても、納得のいかない時や不安が残る場合は、きっぱりと断るようにしたいものです。

以上のことに気をつけながら、韓国美容を楽しみたいですね！

取材／小澤サチエ