昨年「ゲイであること」を公表したアーティストの與真司郎さん。10代の頃から芸能界で活動し、自分自身を隠し辛かった時、心を健やかに保つうえでたどり着いた美容への「4つの想い」とは。
★ 【格言1】シワもほうれい線もありのままで。年相応が一番カッコいい
★ 【格言2】毎日5分のヨガで 巡りを意識しています
★ 【格言3】陶器肌よりヘルシー肌。 スキンケアはなにより楽しむことが大事
★ 【格言4】心の健康を気にすることで、ネガティブな完璧主義から卒業できた
與真司郎さんprofile
Shinjiro Atae
1988年生まれ。2005年、男女混合パフォーマンスグループ「AAA」のメンバーとして活動を開始。翌年にはレコード大賞新人賞を受賞。人気絶頂の2019年頃からソロ活動をスタート。その後アーティスト活動を一時休止。この夏久しぶりのZeppツアーを開催、話題となっている。
【格言1】シワもほうれい線もありのままで。年相応が一番カッコいい
年齢は戻すことができないですよね。年を重ねることを不安に思うより、今を楽しんだ者勝ち。みんな平等に老けていくんだし、無理して抗うことは心の健康によくないと思うんです。ある程度の努力はするけれど、今日の自分が満足できればいいと思います。ありのままの自分を受け入れていくことも大事。その人の生き様が見えるほうが、断然、魅力的だと思っています。
【格言2】毎日5分のヨガで 巡りを意識しています
朝起きたらカーテンを開けて毎日5〜10分ヨガを。それが心と体を健やかに過ごすためのルーティンなんです。巡らせることで気分も軽くなり、やる気スイッチが入ります。僕は散歩もよく行きますし、少しでもいいので毎日、体を動かしています。夜はリラックスを意識。お風呂にエプソムソルトを入れキャンドルをたいて入り、ヒーリング音楽などを聴きながらベッドへ。質の高い睡眠がとれるように心がけています。
【格言3】陶器肌よりヘルシー肌。 スキンケアはなにより楽しむことが大事
陶器肌を目指した時期もありましたが、美肌でいなきゃというプレッシャーがストレスとなっていました。今は健康的な肌が理想。拭き取り化粧水→保湿化粧水→美容液→クリームのベーシックケアにたどり着きました。気持ち的にもリラックスしながら楽しんでケアすることを大切に。完璧主義は卒業。僕だってニキビもシワもできます。その抜け感、素の自分を見てもらえたらと思っています。
【格言4】心の健康を気にすることで、ネガティブな完璧主義から卒業できた
容は心を健やかにポジティブにするための要素の1つ。肌がキレイなら、心と体は健康ですし、その逆もしかり。今、理想のマインドでいられるのは美容のおかげと言っても過言ではないかも。美容=健康だと思うので男の美容に偏見は微塵もありません。肌のケアをすることに男女差なんてないと思うし、美しくなろうと努力している人は男女ともに素敵だと思うんです。
撮影/曽根将樹(PEACE MONKEY)ヘア・メーク/佐藤真希 スタイリスト/SUGI(FINEST)取材/味澤彩子 ※情報は2024年9月号掲載時のものです。