「最近美白ケアの効果が感じられなくなってきた……」それはシミの素となるメラニンではなく、他の老化が原因かもしれません。そこにいち早く注目して透明肌を保つ、美容家・石井美保さんが実践する最新美白とは？

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10年前の美白ケアといえばメラニン対策。とにかく日焼けしないように気をつけて、月に一回レーザーを打っているのでそれほどメラニンは蓄積されていないはずです。でも年齢を重ねるにつれ色々なエイジングが表に出てきたら、季節を問わずくすみが気になるようになって。透明感を損ねているのはメラニンだけじゃないと気づいたんです。

ターンオーバーが乱れて角質が溜まりやすくなったり、血流が滞ってくすんだり。肌の酸化も肌色に影響します。そして糖化。ある時期から集中的に美白コスメを使っても変化を感じられなくなってきて、試しに砂糖をやめてみたんです。そうしたらみるみる肌が明るくなって。血流促進と角化、酸化、糖化対策、この4つが40代の美白ケアの鍵となると実感しています。

＜石井さん＞コメント写真：スカート ¥61,600（メイメイジェイ／エスケーシー）ピアス〈片耳〉 ¥72,600　イヤーカフ ¥63,800（ともにヒロタカ 表参道ヒルズ）白トップス（スタイリスト私物） メソッド写真：ピンクトップス、ピアス（ともにスタイリスト私物）

撮影／天日恵美子（人物）、五十嵐 洋（静物）　ヘア／大野朋香（air）　スタイリスト／青木宏予 取材／稲益智恵子 ※情報は2025年4月号掲載時のものです。