数十年ぶりの同窓会
行くならパールのトップスで
行くならパールのトップスで
もし、今月同窓会があったら。そんな妄想からスタートした、今月のこの連載。
同窓会、もちろんさまざまなケースが考えられますが、設定したシーンはこんな感じ。共学の高校を卒業して数十年!40代の節目のタイミングに、レストランを貸し切ってのパーティ。もちろん今の時代、体調管理もしっかりしながら(笑)。
こういう場面で大事にしたいのは、男性に対しても女性に対しても「素敵な印象」。素敵、という言葉には、話しかけやすいフレンドリーさ、年齢相応の柔らかさ、そして年齢より「少しフレッシュに見えること」が含まれています。
そこで選んだのは、パールが衿元にあしらわれたニット。着席でもスタンディングでも、顔周りを華やかに見せてくれ、どんなライティングでも際立ちます。そして、優しくて女性らしい印象は、バニラ色のパンツで表現。時代のスピード感は若々しさにもつながるから、バッグには今っぽさを搭載して。
さらに言うと、ほんのりペプラムになったトップスの裾は、スタイルアップも実現――どこから見られてもゆったりと自分らしくいられます。長時間の会にも疲れないよう、フラットシューズはマストで、かつ脚を細く長く見せてくれるアーモンドトウなら完璧です。
久しぶりの同窓会、おしゃれがきっと後押ししてくるはず。少し緊張するけれど、とにかく楽しみ! こんなインビテーション、届くといいですね。
撮影/佐藤 彩 スタイリスト・取材/大草直子 ※情報は2022年5月号掲載時のものです。