気に入って買ったパンツなのに、実際履いてみたら何故か自分に似合わない…。そんな経験ありませんか?「骨格診断」で自分のタイプが分かると、自分にしっくり来る美脚パンツが見つかるんです。今回は、STORYでおなじみの人気スタイリストMaiKo yoshidaさんに、「黒パンツ」「デニムパンツ」「トレンドパンツ」のカテゴリーで、それぞれの骨格タイプに似合うおすすめコーデをご提案いただきました。
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お尻が大きい骨格ストレートさんのベスト3パンツはこれ!
STORYライター 坂本結香
ライター歴20年のベテランファッションライター。お腹周りが目立つのを避けたいので、トップスインに抵抗があり、上ふわっ×下ピタっのバランス一辺倒で、着こなしがマンネリ化しています。レギンスのようにピタっとしたスキニーは、腰〜太もも周りが目立って、下重心がさらに深刻に。がっしり感が強調されてしまうので、ボリュームトップスやロングトップスとのレイヤードでしか着られません。
ストレートの特徴
ジャストフィットが着映える、立体的なメリハリボディ。上半身み厚みがあり、グラマラス。膝上にボリュームがつきやすく、膝下は細め。
コンサバできちんと感があるアイテム(シャツ、トレンチコート、ジレなど)が似合う。
①黒パンツは「テーパード」
テーパードパンツは、膝下が細いストレートさんにピッタリのアイテム。定番のベージュトレンチではなく、あえてグレーのジレを合わせて遊びを持たせ、Iラインシルエットでスタイルアップを。レザーバッグとベーシックパンプスにグリーンを効かせてポイントにします。
②デニムパンツは「ストレート」
ストレートデニムで足をすっぽり隠しているので、トップスはデコルテを出してスッキリさせます。シャツ素材が似合うストレートさんですが、後ろが長くて遊びがあるデザインに。カジュアルになりすぎないように、直線的な鞄を選び、クリアの太ベルトサンダルで抜け感を出します。
③ トレンドパンツは「ハーフパンツ」
ハーフパンツはどうしても少年っぽさが出てしまうので、暖色系のニットジャケットやアンクルストラップのヒールサンダルを合わせて女性らしさを演出します。ボトムスに露出がある分、トップスはあまり露出しないものを合わせ、シャツは短丈シャツでトレンドを取り入れました。
太ももが張る骨格ウェーブさんのベスト3パンツはこれ!
STORYライター 石澤扶美恵
ライター歴1年。パンツスタイルが多く、上下ゆったりした物を選びがちです。何を着ても垢抜けなく、デニムを履きたいのに、生活感が出てしまい履く機会が減りました。先日冒険して初めてタックが多めに入ったチノパンを購入したのですが、腰回りがもたついて見えて、おばさん体型を隠すつもりが、余計におばさん体型に見えてしまいました。
骨格ウェーブの特徴
筋肉のハリ感が少なく、華奢でなだらかなカーヴィーボディ。上半身が華奢で下半身に重心がある。ヒップの位置が低く平面的。腕は細いが膝下にお肉がつきやすい。
フリルやリボン、レースなどがついたフェミニンスタイルが似合う。
①黒パンツは「スリム」
太ももからウエストにかけて少しゆとりがあるデザインのスリムパンツなので、トップスをインしました。横に広がるボリューム袖ではなく、胸元にフリルの甘さと華やかさを取り入れて、全体のバランスを考えました。丸みのある小さめバッグで軽さを出し、細ストラップのドットサンダルを合わせて、大人のモノトーンスタイルに。
②デニムパンツは「スキニー」
ウェーブさんは体にフィットするものが似合うので、スキニーデニムパンツも得意。ペプラムトップスを合わせて腰位置を高く見せ、目線を上に持っていくのがおすすめ。華やかさが出るきれい色のカーディガンで更に目線を上に、スパンコールのキラキラ巾着バッグ、Tストラップのサンダルで女性らしさを演出しました。
③トレンドパンツは「ハイウエストテーパード」
ハイウエストのテーパードパンツは、重心が低めのウェーブさんにピッタリのパンツ。柔らかい素材のボリューム袖のブラウスをインすることで、目線が上になり脚長効果抜群です。細ストラップが重なっているサンダルに、ラウンドが重なったバッグで小物で遊びを取り入れました。
腰張り&膝が大きい骨格ナチュラルさんのベスト3パンツはこれ!
STORYライター 竹永久美子
ライター歴6年。普段はカジュアル系が多く、ミーハーなのでその時々のトレンドにチャレンジすることが多い。体型悩みは、骨太なところ。スキニーは履かないこともないのですが、できれば厚地で身体のラインを矯正してくれるものを選びます。骨感や肉感を拾いやすい素材や薄手のパワーストレッチものは本当に苦手で、スキニー具合も、足首までピッタリさせないようにもしています。足の凸凹が目立ちやすいので…なるべくふくらはぎから下はストレートに落ちるものが好みです。
骨格ナチュラルの特徴
骨や関節がしっかりとしている。中性的な体つきで、下半身の質感が強い。ひざの皿が大きい。フレームがしっかりしているので、胸やヒップはあまり目立たない。
ラフで肩の力が抜けた、ゆったりカジュアルファッションが似合う。
①黒パンツは「ワイド」
ナチュラルさんは基本的にビックシルエットが似合うのですが、どうしても男性っぽい要素が多くなってしまうので、女性らしい色や質感を入れてあげることでより洗練されたコーディネートになります。黒のワイドパンツにシアー感のあるビックシャツを合わせ、カラフルな大きめのリュックとビジューがついたコンフォートサンダルを合わせて可愛さをプラスします。
②デニムパンツは「バギーパンツ」
厚みとハリがあり、ダボっとしたバギーパンツはナチュラルさんにピッタリ。ジレをレイヤードし、さらにTシャツを白ではなくラベンダー色を合わせることで、カジュアルになりすぎず、女性らしさも演出できます。バッグはナチュラル素材の大きめのクラッチ、足元はグルカサンダルを合わせました。
③トレンドパンツは「カーゴパンツ」
メンズライクなカーゴパンツは、定番色ではなくきれい色にするのがポイント。すそ絞りになっているタイプはさらに抜け感が出ておすすめです。パンツとトップスの色のトーンを合わせてあげることで統一感が生まれ、女性らしいビビットピンクのトートがアクセントになってくれます。
撮影/木村敦 スタイリスト/MaiKo yoshida 骨格診断/小仲志帆 取材/沢亜希子