3月・4月は卒業式、入学式シーズン。最愛の子供の式に出席するのは、皇族の方々も私たちと同じ。周りの父兄と同じように子供たちを温かく見守る雅子さまと、紀子さまのこれまでの卒業式ファッションを、放送作家・皇室ライターのつげのり子さんにお話しを伺いながら、振り返ってみました。
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★ 雅子さまは大きめカラーのジャケット+タイトスカートでハンサムに
★ 紀子さまはウエストシェイプのジャケット+フレアスカートで甘めのコンサバに
皇室ならではの卒入学式ファッションでの気遣いポイントとは?
「皇族の方々が卒業式、入学式でいちばん気をつけられているのは、子供たちの大事な節目の雰囲気を壊さないよう周りの父兄に溶け込むことだと感じています。ジュエリーも控えめで小物も黒で統一されています。そういった意味でも、特別扱いではなく他の父兄と同じ立場で参加される学校行事は、究極のプライベートシーンなのかもしれません」(つげさん、以下同)
雅子さまは大きめカラーのジャケット+タイトスカートでハンサムに
「ご公務ではジャケットにパンツスタイルが多い雅子さまですが、愛子さまの卒業式ではタイトスカートのスーツをお召しに。別れを連想させる卒業式は明るい色ではなく、ネイビーを選ばれてきました。ジャケットのデザインは、ご公務同様、テーラードか、ショールカラーのVのカットが深いきりっとした印象のもの。スカートは膝が隠れるタイトなものを選ばれ、ハンサムな雰囲気でまとめられています。
どの写真を見ても天皇陛下のネクタイカラーや雅子さまのスーツが愛子さまの制服に色をリンクされていて、令和になってから話題になる‟ご家族リンクカラースタイル“の始まりを感じられます」
紀子さまはウエストシェイプのジャケット+フレアスカートで甘めのコンサバに
教えてくれたのは…
放送作家・皇室ライター
つげ のり子さん
取材/味澤彩子