いつも誌面で活躍している高垣さん、はま子さん、森さんを目の前にして、目をキラキラさせながら、笑顔で3人の姿に見入っている参加者の方々。出演者との距離も近く、PART１で場も温まっていたこともあり、とても和気あいあいとした雰囲気でPART２がスタート。最初の挨拶では「緊張しています」と話していた高垣さんも「美味しいものがたくさんある福岡に来るのがとても楽しみで、お土産に買って帰りたいものがたくさんあります。」と福岡に来られたこと、参加者の皆様に直接お会いできた喜びを伝え、リラックスムードになったところで。普段なかなか聞くことのできない、撮影秘話などを披露しました。

この日、参加者の方々の目を奪ったのが、高垣さんの輝くようにきれいな肌。このツヤ肌を作っている森さんのメークに対して、「モデル仲間の間で、森さんのベースメークがすごい！っていつも話題になっているんです。」と高垣さん。森さんの話によると、実は、高垣さんのベースメークはかなり薄いというから驚きです。「年齢を重ねると、どうしても隠したいという思いでどんどん厚く重ねてしまいがち。でも厚くすることで逆に老けて見えてしまうんです。今日の麗ちゃんのベースもほとんど塗ってないんです。かなり薄い。でもその方が若々しく仕上がるんですよ。」ベースは薄く、血色を出すためにポイントとしてチークなどカラーをほんのり足すというのが年齢肌をキレイに見せるポイントという森さんの話に「なるほど」と頷く参加者の方々。
そして母として、モデルとしても多忙な高垣さんに対して、はま子さんからは「根性の麗ちゃん」というワードが飛び出しました。若い頃から一緒に仕事をしていた高垣さんとはま子さん。ファッション誌では季節が反対の撮影が多く、夏にダウンコートを着たり、寒い冬にノースリーブの撮影をしたり。「麗ちゃんは寒くて、ガタガタ震えるような撮影でも、クオリティーの高いものを作ろうととにかく頑張る。」というはま子さんの言葉に、「ひとつの企画に、編集さんたち、スタイリストさん、メークさんそれぞれがひとつのものを作るために強い思いを持ってやっているけれど、表に出るのは私の写真なんですよね。みんなの思いを背負っているっていう気持ちがあるので、それがあるから頑張れるのかもしれません。」という高垣さんの言葉には、誠実な人柄が表れていました。

今日の高垣さんの甘ニッシュコーデに対して、ヘアメークのポイントも森さんに伺いました。「少しオレンジがかったピンクのトップスなので、オレンジ系のチークを薄くつけています。最初はヘアスタイルもアップではなくダウンスタイルにしていたのですが、トップスが甘いので、髪をまとめて抜け感を出した方がバランスが良かったので、まとめました。最後に全身を見て、バランスを見るのが大切です。足して盛っていくのではなく、STORY世代はマイナスしていく方がうまくいきますよ。」と最後に、服とヘアメークのバランスも教えていただきました。

チュニック￥19,800(セルフォード)パンツ￥20,900(FRAY I.D)　その他／スタイリスト私物

特設ステージ横のトルソーは“甘ニッシュ”をテーマにしたはま子さんのスタイリング。もちろん博多阪急で購入できるアイテムです。
右
Hamako’s comment
「ボリューム袖の甘い白トップスに、ハイウエストワイドパンツのハンサムさを足しました。ウエストINをすることに抵抗がある人も、ウエストのギャザーに遊びがあることで、お腹周りに余裕があるような目の錯覚で実際より痩せて見えるんです。ベルトも太めで大きなバックルがあるので、色は柔らかい色ですが、ハンサム感があるパンツなので甘ニッシュに仕上がります。」
カットソー￥15,400パンツ￥24,200(ともにFRAY I.D)

左
Hamako’s comment
「ワンピース×ジャケットという合わせはそれだけで甘ニッシュが完成します。STORY世代はタイトなワンピースより下にボリュームのあるワンピースが多いと思うのですが、それに対して短か丈ジャケットはスタイルも良く見えて相性が抜群です。さらに今年の流行でもあるので、1枚持っていると重宝します。ワンピースも裾で絞れるスポーティなタイプで、そのラフさが今っぽくて可愛いですよね。」
ジャケット￥24,200ワンピース￥26,400(ともにエミ)