長引く値上げラッシュに、ますます慎重になるお買い物。そんな時は、本当に使い勝手が良くてコーデに映えるハイブランドに投資したい!でも気軽に手に入れられるものではないからこそ、失敗はしたくないですよね。そこで、日々アンテナをはり続けているSTORYライターたちが試行錯誤の末にたどり着いた、「一番リピート率が高い」「本当に買ってよかった」ハイブランドのアイテムを、コーデとともにご紹介。数ある中から厳選したリアルなベストバイをぜひ参考にしてみて!
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ライター木村のモト取れバッグは...【FENDIのピーカブー】
リラクシーなカジュアルコーデには、エレガントなキャメルバッグを
木村まい(49歳)168cm
1年ほど気になっていて、伊勢丹で実物を見たら「やっぱり可愛い!」と衝動買いしたフェンディのピーカブー。何でも入る機能性や、品のあるキャメルカラーとシルバーの金具の組み合わせに惹かれて購入しました。きちんと感のあるワンハンドルバッグはコンサバな印象になりがちだけど、マニッシュやモードな雰囲気にあわせてもしっくりくるところが本当に使いやすい!夏は明るいカラーのアイテムを着ることが多いので、ブラック小物だと重くなりそうな時もこのピーカブーが活躍。
ロゴTシャツにピンクのストライプ柄のワイドパンツ、メッシュのパンプスを合わせたリラクシーなムードのコーデにも、難なく馴染んでくれるのがピーカブー。バッグできちんと感をプラスして、エレガントな大人カジュアルに仕上げました。
bag/ FENDI T-shirts/ THIRD MAGAZINE pants/ Tsuru by Mariko Oikawa shose/ Tsuru by Mariko Oikawa
ライター坂本のモト取れバッグは...【Valextreのイジィテ】
キャッチーなカラーバッグをモノトーンコーデに効かせて
坂本結香(42歳)157cm
2年ほど前にSTORYの誌面などで見かけるようになり、半年間検討して購入したヴァレクストラのイジィテ。ベーシックなホワイトとブラックも持っていて、3つ目となるピンク×ブラックのボーダーはデザイン重視で遊び心があるものをセレクト。シーズン問わず甘め要素の入ったコーデが多いので、スクエアバッグの直線的なフォルムが程よく甘さを引き算してくれるところも気に入っています。
イジィテは専用の雨除けカバーをつけても可愛く、ラグジュアリーブランドのバッグで雨の日にも持てるという実用性も他にはないポイント!ピンク×ブラックのボーダー柄はミニサイズでキャッチーなデザインなので、気持ちが高まるオフの日に活躍。Aラインのジレと白のワイドパンツを合わせたマニッシュなモノトーンコーデに、アクセサリー感覚で差し色として効かせました。
bag/ Valextra tops/ Stunning Lure pants/ Stunning Lure gilet/ LE PHIL Sandals/ Manolo Blahnik
ライター宮寺のモト取れアイテムは...【Pierre Hardyのアルファ】
シンプルコーデにマルチカラーのバッグで遊び心を
宮寺佳愛(42歳)160cm
3年ほど前から気になり始め、1年以上購入を悩んでいたピエールアルディのアルファ。デザイン性が高い分、「飽きるかも…」という不安もありましたが、他のSTORYスタッフが買ってよかった名品として紹介していたこともあり、仕事を頑張った自分へのご褒美として購入しました。
普段モノトーンやシンプルなコーデが多いので、遊びを効かせてくれるアルファは購入して大正解!ブラックがベースなのでモノトーンにも合わせやすく、ピンクとイエローのカラーリングが可愛らしい雰囲気にもマッチしてスカートにも好相性。短丈シャツ×タイ×コクーンスカートでトレンド感のあるモノトーンコーデに、アルファのマルチカラーを効かせた甘ニッシュスタイルに仕上げました。
bag/ Pierre Hardy tops/ ZARA tie/ Spick and Span skirt/ NAVE sandals/ PIPPICHIC
ライター佐藤のモト取れバッグは...【The Rowのマルゴー10】
カジュアルコーデにはクワイエットラグジュアリーで品格を
佐藤絵美子(46歳)160cm
2018年の発売当初から気になってはいたものの、当時は甘いファッションが好きだったので「合わないかな?」と思い、1度は断念したThe Rowのマルゴー10。それから買わなかったことを後悔していたのですが、2年前に何気なく覗いたChaosの店舗で偶然マルゴーを発見!これは運命的な出会いだと思い即決しました。コーデも以前に比べてカジュアル化しているので、購入した頃よりしっくりきてリピート率は高め。両手を使う時にはさっと斜めがけできて収納力も抜群だから、仕事からショッピング、ランチまで、シーンレスに使えて便利です!
シンプルかつ洗練された印象のマルゴーは、まさにクワイエットラグジュアリー。カジュアルなパラシュートパンツとロゴTに、シアートップスとレースのパンプスで女性らしさを加えた甘辛コーデを、グレージュのマルゴーで品よく引き締めました。
bag/ The Row T-shirts/ REMI RELIEF tops/ UNITED ARROWS pants/ SACRA shose/ JIMMY CHOO
ライター小仲のモト取れバッグは...【BALENCIAGAのミニビーチトートバッグ】
他と差のつく小ぶりなカゴバッグで、キレイめカジュアルコーデに
小仲志帆(50歳)160cm
ショップで目に飛び込んできた、バレンシアガのミニビーチトートバッグ。別のバッグ狙いでお店を訪れたのですが、帽子を逆さにしたような可愛らしいフォルムと他にはないデザインに心を奪われて即決。今のところ周りと被ることもなく、購入して大正解でした。
カジュアルに傾き過ぎる心配もなく、ブラックのレザーやロゴのデザインがシックな印象で、綺麗めにもマッチするところがお気に入り。とにかくどんなコーデにも合わせやすく、楽ちんコーデが多い夏でも、手抜き感を緩和してコーデを格上げしてくれます。取り外しが可能なショルダーストラップは、その日のコーデや予定に合わせて斜めがけもできるから便利。Iラインでスタイルアップも狙えるベージュのセットアップにバレンシアガのカゴバッグを合わせて、ワントーンの綺麗めカジュアルに仕上げました。
bag/ BALENCIAGA matching cloth/ uncrave shose/ PELLICO
ライター山崎のモト取れバッグは...【LOEWEのバスケットバッグ】
バッグのホワイトのパッチが目を惹く爽やか上品コーデ
山崎智子(48歳)163cm
5年程前にお取り寄せをしてもらって購入したロエベのカゴバッグ。ブラックやブラウンの定番カゴバッグは持っていましたが、マンネリ化しがちな夏のコーデにバリエーションを加えたくてセレクト。アナグラムのエンボス加工入りパッチやハンドル部分が白で爽やかなところに惹かれました。
大きすぎないサイズ感で使い勝手が良いので、夏は気づけばこちらのカゴバッグをリピート。ブルーグレーの涼しげなワンピースに、カゴバッグのホワイトのパッチとハンドル部分を効かせれば、さらにクリーンで軽やかな印象に。シルバーのサンダルを選んで、女性らしさもありつつ上品なコーデで優し気なコーデに仕上げました。
bag/ LOEWE one-piece/ styling/ sandals/ FABIO RUSCONI
ライター渡部のモト取れバッグは...【CELINEのかごバッグ】
制服化しているデニムコーデは、上品カゴバッグでクラスアップ
渡部夕子(39歳)156cm
子育て真っ最中で加速するカジュアル化を緩和したくて、デイリーコーデを格上げしてくれるハイブランドのカゴバッグを半年ほどリサーチ。セリーヌのカゴバッグは、これから長いスパンで良い相棒になってくれそうなベーシックなデザインと、カーフスキンの品のあるブラウンカラーに惹かれて購入を決めました。
フロントに入った大きめのトリオンフロゴが、ほっこり見えを回避。持つだけで上品さもプラスしてくれるので、何かと合わせやすくリピートしているアイテムです。このカゴバッグを持つ日はカジュアルに傾き過ぎないよう、表情のある盛りトップスや女性らしいミュールをセレクト。日常で制服化しているデニムにカゴバッグを合わせて、コーデをクラスアップしました。
bag/ CELINE tops/ TEAK denim/ Curensology sandals/ PELLICO
撮影/沼尾翔平、杉本大希(ライター木村分) 取材/渡部夕子