長引く値上げラッシュに、ますます慎重になるお買い物。そんな時は、本当に使い勝手が良くてコーデに映えるハイブランドに投資したい!でも気軽に手に入れられるものではないからこそ、失敗はしたくないですよね。そこで、日々アンテナをはり続けているSTORYライターたちが試行錯誤の末にたどり着いた、「一番リピート率が高い」「本当に買ってよかった」愛用中のハイブランドのアイテムを、コーデとともにご紹介。数ある中から厳選したリアルなベストバイをぜひ参考にしてみて!
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どんな時でも頼れる【黒パンプス】こそハイブランドで!
ライター松葉の愛用黒パンプスは......Maison Margelaの4ステッチ デコルティケ パンプス
松葉恵里(40歳)163cm
子育てがひと段落したタイミングで、「そろそろヒールを履きたいな」と思い購入したマルジェラのスクウェアトゥのヒールパンプス。タスクの多い毎日に頼りになる歩きやすいヒールを探していたところ、マルジェラのパンプスに出会いました。程よく高さもありつつ、チャンキーヒールで安定感抜群なので、長時間歩いても疲れないのが嬉しいポイント!普段甘めのスカート三昧な私でも、履くだけでマニッシュになれるからシーンを問わずリピートしています。
アイコニックな4ステッチが踵にさりげなく入ったデザインで、正面からは一目では”マルジェラ”とわからない奥ゆかしさもお気に入り。ラッフルのケープをレイヤードした甘いトップスはデニムでカジュアルダウンしつつ、マニッシュなパンプスで引き締めました。
shose/ Maison Margelia tops/ Gap cape/ bebeod denim/ ZARA bag/ Pierre Hardy
ライター山崎の愛用黒ヒールパンプスは...Jimmy Chooの ロミー 60パンプス
山崎智子(48歳)163cm
子どもの入学式で履く靴を探していた時に、シンプルで優美な佇まいに一目惚れしたジミーチュウのハイヒール。ベーシックなデザインだからトレンドに流されず、絶対に長く使える!と思い即決しました。360度どの角度から見ても美しいラインと、アイコニックなポインテッドトゥも惹かれたポイント。何より履き心地が良いので、リピートし過ぎて何度もリペアに出しているほど。卒入式や保護者会などの母業はもちろん、仕事からお出かけまで幅広いシーンで使えます。
甘いフリルの盛り袖ブラウスにサロペットを合わせた甘ニッシュコーデも、ジミーチュウなら難なく受け止めて、洗練された女性らしさを後押し。エレガントになり過ぎないよう、パトゥのロゴバッグで遊び心をプラスしました。
shose/ Jimmy Choo tops/ uncrave pants/ DRAWER bag/ Patou
ハイブランドの【スニーカー】ならコンサバでも自信をもって履ける!
ライター小仲の愛用スニーカーは...Pierre Hardyのトレックコメットスニーカー
小仲志帆(50歳)160cm
普段は綺麗めコンサバスタイルが多いので、カジュアルなスニーカーは私にとってハードルの高いアイテム。完全にスニーカー迷子でしたが、ピエールアルディを素敵に履きこなしているライター仲間に感化され、「これなら!」と1〜2年ほどリサーチ。なかなか好みのカラーに出会えずにいたところ、たまたまセールでこのカラフルなタイプを発見して迷わず購入!一見すると派手かな?と思うマルチカラーも、意外と合わせやすくコーデのアクセントに。ご近所コーデや子どもの運動会でも、足元をこちらにするだけでおしゃれ見えして、カジュアルコーデがクラスアップします。
ジレ×パラシュートパンツのマニッシュなブラックコーデにも、差し色としてスニーカーのマルチカラーを。同じテンションのピエールアルディのバッグを合わせて、華やかな大人のブラックコーデに仕上げました。
shose/ Pierre Hardy T-shirts/ GOOD ROCK SPEED gilet/ LE PHIL pants/ ZARA bag/ Pierre Hardy
ライター石澤の愛用スニーカーは...CELINEのブロックスニーカー ウェッジアウトソール
石澤扶美恵(46歳)168cm
コンサバ派でも履けるスニーカーが欲しくて、ハイブランドをリサーチしていたとき目に飛び込んできたセリーヌのスニーカー。日本では完売と知ってがっかりしていたら、夫がたまたま海外出張へ!これはチャンスとお願いしたところ、ラスト1点だけ残っていて運命を感じ、購入を決めました。重さがある割に、長時間歩いても疲れないので「また履いてるの!?」と思われていそうなほど出番が多いアイテム。ミニマルなデザインながら、さりげなくかかとに入ったロゴが効いておしゃれ見えするから、展示会巡りやロケ撮影、テーマパークでも使えて重宝しています。厚底で脚長効果があるのも嬉しいポイント。
パンプスだとコンサバになりすぎる時も、このスニーカーを選べばキレイめカジュアルが完成。表情のあるトップスにとろみパンツを合わせた綺麗めコーデは、セリーヌのスニーカーが程よくカジュアルダウンしてくれます。クリーンな印象や抜け感をプラスしつつ、柔らかいワントーンに仕上げました。
shose/ CELINE tops/ Diagram pants/ ReNAVE bag/ Valextra
甘めにもクールにもマッチする使い勝手◎な【シルバーシューズ】は投資価値あり
ライター佐藤の愛用シルバーシューズは......Roger Vivierのトレヴィヴィエ ストラスバックルベビーバレリーナ
佐藤絵美子(46歳)160cm
半年程前から気になっていたメリージェーンのシューズ。「ソックス合わせで履きたい」と妄想が膨らみ、色々なブランドを履き比べ!カラーや素材感など細かいデザインまで比較検討した結果、全ての理想を叶えていたのがロジェヴィヴィエのメリージェーンでした。パテントではなくシワ加工が施されたマットなシルバー、さりげない高さのヒール、細めのストラップ、品のある留め具のビジューなど、全てがうっとりするほどタイプで、履くたびに愛着が湧く1足。甘めコンサバやカジュアル、マニッシュなどジャンルレスで合わせやすく、シルバーシューズの使い勝手の良さにも感動!黒のシューズだと重くなりそうな日も、シルバーを合わせればコーデが決まります。
ブランドのアイテム名が「バレリーナ」というだけあって、甘いチュールスカートにも好相性。シルバーで程よくクールな印象をプラスしつつ、ロゴTやジレで甘さを抑えた甘ニッシュコーデに仕上げました。
shose/ Roger Vivier T-shirts/ REMI RELIEF gilet/ No Brand skirt/ Tsuru by Mariko Oikawa bag/ Saint Laurent
ライター山崎の愛用シルバーシューズは...Christian Louboutinのメタリックサンダル
山崎智子(48歳)163cm
シルバーのシューズを探していた時にたまたま出合った、クリスチャンルブタンのシルバーサンダル。ルブランらしいレディライクなフォルムながら、洗練されたシャープな印象を与えてくれるところに惹かれて購入を決意。ツヤ感のあるメタリックシルバーなので、コーデのアクセントになって重宝しています。シルバーのカラーと太めのバックルデザインで程よく華やかさがありつつ、着る服を選ばないのでどんなコーデにも合わせやすくてお気に入り。履いていると「それどこの?」と聞かれる、褒められ率の高いアイテムです。
くすみシルバーのワイドカーゴパンツとサンダルのカラーをリンクさせて、クールなキレイめスタイルに。トップスとバッグはホワイトを選んで、涼しげな印象にまとめました。
shose/ Christian Louboutin tops/ FRAY I.D pants/ lig. bag/ VASIC
きちんとシーンにもカジュアルシーンにも間違いない【ローファー】はハイブランドでゲットしたい
ライター木村の愛用ローファーは...CELINEのマーガレットローファー
木村まい(49歳)168cm
長く履けるローファーをお迎えしたくて、色々なブランドのものを1ヵ月ほどあれこれリサーチ。セリーヌは品のあるゴールドのトリオンフロゴやタッセルデザインに惹かれ、使い勝手の良さそうなボリューム感も決め手になり店頭に試着へ。人気で品薄だったため、自分に合うサイズがあれば買い!と即決でした。普段カジュアルからキレイめまでコーデの振り幅が大きいので、テイストを選ばないセリーヌのローファーは万能アイテム。靴下やタイツをチェンジするだけで、シーズンを問わず1年中履けて、印象が変わるところも気に入っています。
仕事でかっちりしたジャケット合わせの日も、スウェットワンピの普段着見えを回避させたい日にも重宝。オーバーサイズの白シャツにレギンスを合わせたシンプルコーデには、ローファーの程よいボリューム感でバランスをとりつつ、トリオンフロゴを効かせて品よくまとめました。
shose/ CELINE tops/ Maisom PARIS pants/ ZARA bag/ Adam et Rope
ライター坂本の愛用ローファーは...Tod'sのレザーローファー
坂本結香(42歳)157cm
編集部でコーディネートをチェックしている時に見かけて、2週間後には購入していたトッズのレザーローファー。毎シーズン更新される色々なデザインを欠かさずチェックしていて、このローファーは気づけば3足目。試着をしたら最後、完全に欲しくなってしまうという沼にハマっているアイテムです(笑)。ボリュームのあるトラックソールで盛れる割に、素材が上質で歩きやすく疲れないのもポイント。スタメンでデイリーに使えますが、パンプスほどコンサバにはならず、きちんと感もキープ。義理の両親との食事などキレイめコーデの日にも活躍しています。トッズならではのトラッドテイストで、甘い服にハンサム感を添えられるところもお気に入り!
短丈カットソーにグレーのタイトスカートを合わせたシンプルなワンツーコーデは、めがねにライン入りのソックス、トッズのローファーで盛り上げて、思いっきりトラッドに寄せるのが気分。ゴールドの「T タイムレス」モチーフが、コーデにクラス感をプラスしてくれます。
shose/ Tod’s tops/ Bottega Veneta skirt/ MUSE de Deuxieme Classe bag/ THE VOLON
撮影/沼尾翔平、杉本大希(ライター木村分) 取材・文/渡部夕子