「フォロワー数、いいね数基準で、投稿時しか着ないムダ買いばかりでした。」と話すFREYディレクター前田広美さん。彼女がたどり着いた「自分軸」のある買物とは？

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買物遍歴を思い返せば、気持ちのブレが顕著に表れているなと実感。12年前にインスタグラムを始めてからというもの、人からの評価にばかり左右されていました。とにかく流行っているものを買い、写真を撮って投稿。〝いいね〟をもらって満足、を繰り返すばかり。でも35歳を過ぎた頃からはオシャレにも自分の軸が欲しくなって。

買物をする前にリサーチをして、スマホに写真で買物リストを作成。そうすることで自分が本当に好きなもの・心地が良いもの・着回しが効くものと利点が明確になり、一呼吸置いてから服を買えるようになりました。結果、自分の生活に寄り添ってくれるものが集まってきて、今一番自分らしいオシャレを謳歌しています。

撮影／久保嘉範　取材／田中幸恵　※情報は2024年6月号掲載時のものです。