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朝の習慣が作ってくれる”家族の繫がりや笑顔の時間”とは?【読者エピソード4】

普段なかなか家族に言えない「ありがとう」の言葉や感謝の気持ち。朝の習慣のなかでそれを取り入れると、うまく伝えることができるようです。STORY読者4人の実例からご紹介します。


たとえ前日の余り物でも「夫のためのもう1皿」で ”笑顔の食卓”から1日スタート

稲田麗子さん 45歳 主婦

「夫は本当は和食派だけど、子供達がパン派なので私もそのほうが楽だし、朝食はいつも洋食に。ある日余り物を1品、小皿によそって”あなたのために特別に用意した感”を演出したら、想像以上に感動してくれたのです(笑)。それから毎日、1品小皿を追加するように。夫の機嫌もよくなり、栄養バランスもよくなって朝から食卓の雰囲気が和やかになります。簡単なことで気持ちのいい1日が始まります」


「お弁当に添えるメモ」で夫婦の〝コミュ力〟がグンと上がりました

三尾香織さん  40歳 会社員

「毎日主人のお弁当に、一言メモを付けるようになりました。主人の帰りが遅く、コミュニケーション不足かなと思ったら、ちょっと長めにメッセージを書いて。『今日の夕飯は◯ ◯』とか他愛もない内容のほか、口で言うと角が立つこともメモだと嫌味なく伝えられたりします。手書きならさらに思いは伝わると思います。メモの話題について帰宅後も会話が増えて、より絆が深まった気がします


朝、「白飯が炊ける美味しい匂い」に、自然と家族が笑顔に!

山上麻紀子さん 39歳 主婦

「1日分の白飯を、夜でなく、毎朝お鍋で炊くことにしました。炊きたてご飯の味は格別。ご飯の炊けるいい匂いで家族を迎えられ、朝から幸せな一時です。朝ごはんをあまり食べなかった子供も、食が進むようになりました。毎回違う炊き加減にしたり味の感想を聞いたりなど、家族との会話にも花が咲くように。朝からご飯を炊くのは大変だと思っていましたが、それ以上に得る幸福度のほうが高いと知りました」


スムーズな支度の後、 「子供と一緒に楽しめる読み聞かせ」が大切な時間

丹波清香さん 42歳 主婦

「娘が幼稚園で借りてくる絵本を読むことが習慣になっていて、夜寝る前に読み聞かせをしていたのですが、朝に変えたところ、娘は朝の支度に時間がかかっていたのですが、絵本が読みたいと思うようで、支度がスムーズに進むようになりました。季節に合わせたものを読んだり、シリーズものを読んだり、絵本の世界観が可愛いものもたくさんあり、私も一緒にトキメキながら楽しんでいます」

撮影/嶋野 旭 取材/北野法子、先崎好美、小賀坂好映
※2020年2月号掲載

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