「何でもないいつもの料理も、器ひとつで味や気分が変わる」と話す高垣さん。そう気づいて以来、器にはこだわったほうがいいと思うようになったそう。「主婦として日々料理を作って器に盛りつけていると、つくづく料理に助けられているなーと思います。ブランド食器やヴィンテージも経て、今は作家物の和食器に夢中です」
大好きな和菓子をのせて。お菓子をお皿、お茶をいただく器の組合わせを考えるのも、私の楽しいお茶の時間の一部です。
旅先の金沢で買ったもの。九谷焼は「赤・黄・緑・紫・紺青」の五彩手が特徴ですが、私はシンプルでベーシックな紺青を選ぶことが多いかも。
この少し骨董的な風合いのある九谷焼は和、洋、中、何を盛っても料理を美味しそうに見せてくれるので本当に出番の多い1枚です。
織部焼っぽい色合いのこちらの浅鉢は京都で購入。器次第で美味しさも左右される気がするので、忙しい朝でも器選びは手を抜きません。
魚料理はもちろん、揚げ物をのせることも多い九谷焼の長角皿。テーブルのスペースを有効に使えるので我が家のスタメンです。
『STORY』3月号でレシピを見つけて作ってみたタコの青ネギ黒七味チャーハン(笑)。私の愛用品は自然を想起させる絵柄が多いですね。
※2020年4月号掲載
こちらの記事もオススメ
Lifestyle特集 絵本好きのモデル高垣麗子さんが、娘さんに読み継がせたい7冊 2020.05.10