塩麹や甘酒のブームで注目されている発酵食品。
腸内を整えることで美肌、免疫力がUPするので「天然のサプリ」と呼ばれることも。モデルの高垣麗子さんも発酵生活をスタートしているそう。気軽に気長に続けられるものを、麗ちゃんと一緒に学んでみました。
甘酒よりカロリー断然控えめ!
〝こうじ水〟がとにかく使える
ほぐす手間のいらないバラタイプの乾燥米こうじ。乾燥米こうじなら長期保存が可能。旨みと栄養がたっぷり。¥388/編集部調べ
1ℓのお水に対して乾燥こうじを200g入れて冷蔵庫で一晩寝かせます。料理に使うときはそのままで、飲み物にする時は好みに加水しても。冷蔵保存3日で使い切る。余ったら製氷、化粧水にするのも◎。
一晩で完成!
白湯代わりに飲んでみるのもオススメです
ワンピース¥39,000(ブルーバード ブルバード/WEST)肩がけカーディガン¥24,000(スローン)リング¥18,000(e.m./e.m.表参道店)
[こうじ水]活用レシピ
漉したこうじはスープに入れて使い切ります
漉したこうじもプロセッサーでなめらかにしたり、トッピングにも活用。菌をなるべく生かすようにやさしく温めることが要。(右)鶏とひよこ豆の麹スープ(下)べジブロスとトマトの麹スープ(左)栗と麹のポタージュ。
麗ちゃんが続けている発酵生活
「お味噌汁は1日2回
いただくようにしています」
発酵食品を取り入れていると「免疫力もついて風邪をひきにくい」と聞いたことがあって、娘が生まれてから特に意識しています。毎日いただくものだから、醬油やお味噌も信頼できるところを選びます。
シャツワンピース¥39,000(ブルーバード ブルバード/WEST)タートル¥10,000(スローン)メガネ¥33,000(アイヴァン/アイヴァン PR)エプロンは私物
わかめや、あられ、干しエビなど多彩にアレンジ
味噌玉は作り置きします。冷凍できるものはラップをまいて冷凍庫に保存。出汁や具材は鍋で準備して、いただく直前に味噌玉をお椀で溶かす方法だと風味も良く、乳酸菌や酵素も生きたまま体に届いてくれそうで続けています。
超多忙さんでも初めてさんでもできる!
簡単楽チン発酵
発酵が体にいいのはわかっているけど、手間がかかるのでは…、忙しい私には無理と思ってしまう人も多いのでは。そこで、簡単に挑戦できて継続できるアイテムをピックアップ!
毎日混ぜなくていい!
無印良品の「発酵ぬかどこ」
あらかじめ発酵してあるぬか床なので、すぐに野菜を漬けることができます。パウチのまま漬けられて、冷蔵庫にそのまま入るサイズが〇。保管方法も手間いらず。
5分で漬かる
30分で漬かる
358漬け
東北地方では昔からポピュラーな、「塩3・こうじ5・米8」を配合したこうじ漬けの素。容器に358とお水を混ぜて好きな野菜を浸し短時間で完成。お肉、お魚も漬けられる食べきりサイズ。
乳酸菌入りスッパイ
碁石茶
珍しい微生物発酵茶の酸味の正体は乳酸。ティーバッグなら煮出す手間もなく淹れやすい。後味がすっきりしているのでアイスでも〇。
予定外の外食で漬けすぎ!捨てなきゃダメ?
夏場は特に「腐っているのかな?」と躊躇するときが…
白い部分の産膜酵母は、そのまま混ぜこむのもあり。気になるようなら上積みの5㎝ほどすくって捨てて、水分が多ければ干しシイタケを入れて水分を吸わせる方法もあり。灰色や黒色のカビが生えた場合は混ぜこまないで、破棄したほうがいい。
撮影/前田 晃(MAETTICO) モデル/高垣麗子 ヘア・メーク/森野友香子(Perle Management) スタイリスト/中村智香子 取材/田中真由美 デザイン/秋穂佳野