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編集者兼タロットリーダー・原 里奈の占いライフ① 「週末はフォーチュン・テラーやってます」――ライターがセッションを受けてきました!

このSTORY webのFortune→ボイジャータロットのコーナーをご覧いただいたことはありますか?
https://storyweb.jp/fortune/voyager-tarot/
こちらを担当している「編集R」なる人物は、実は光文社の編集者です。

原里奈、48歳。

1994年に入社後、新雑誌開発室に所属、『VERY』の創刊に携わり、その後、『STORY』→再び『VERY』→再び『STORY』と人気女性月刊誌2誌の最前線で四半世紀以上を過ごし、そのキャリアを生かすべく、この秋からは書籍のノンフィクション編集部に籍を移しました。

そんな彼女は、STORY時代の2016年、取材を通じて出合ったボイジャータロットに魅せられて、国際認定リーダーの資格を取得。現在、週末を中心にフォーチュン・テラーとしてたくさんの人の問題解決の手伝いをしているのです。

そして私、ライター加藤は、気持ちの良い秋晴れの週末、彼女のボイジャータロットのセッションを受けてきました。場所は白金台駅から徒歩約6分のセレクトショップ、La Maison Blanche。ライフスタイルプロデューサーWAKOさんの週末限定ショップです。

店内はWAKOさんによるセレクトやオリジナルのホームウエア、食器、造花、お茶など、おうち時間が楽しくなるアイテムが揃っています。

ポルトガル製の食器、COSTA NOVAのパールシリーズはエレガントなデザインながら日常使いにぴったりなのでシリーズで購入したくなります。

素敵な小物を見ながらさらに奥に進むと秘密の小部屋(!?)が。ここがセッションスペースです。

ライター加藤(以下、加)「今日は宜しくお願い致します」

編集者・原(以下、原)「こちらこそ宜しくお願いします」

「タロットというのはよく聞きますが、ボイジャータロットにはあまりなじみがありません。違いを教えてください」

「ボイジャータロットはさまざまなモチーフが描き込まれた鮮やかな絵柄が特徴的です。

『自分はこの先どうなるのでしょうか?』ではなく、『自分はこうなりたいけど、そのためにはどうしたらよいですか?』と意図をもって訊ねることで、カードは具体的かつ前向きな解決方法を提示してくれます。通常のタロットと異なり、ボイジャータロットは自分でカードを引くところもポイント。それは問題解決方法は自分の中にあり、自らカードを引くことで潜在意識下にある最良・最短の方法を引き出すという考え方に基づいています」

「確かに通常のタロットは占い師の方がカードをめくっていくという感じですね」

「そうですね。自分でカードを引くことによって、自分自身の中に眠っているベストな解決方法が絵になって表れるので、それをリーダーが読み解いてお伝えするのがボイジャータロットです。」

「今回、私が聞きたいことは、このままの生活を続けていいのか、ということです。何か新しい仕事を探したほうがいいのか……。多くのSTORY読者の方々と同じように子育てもひと段落し、今は落ち着いた日々を送っています。でも、これからかかるであろう子どもの学費や老後のことを考えると、このままでいいのかと考えてしまいます。自分に本当に合った仕事はあるのか知りたいです。ライターのお仕事をがっつりやっているわけでもないので、もっとお金が稼げる仕事を探したほうがいいのかと思ったり。投資の勉強は少しずつしているのですが……」

「加藤さんは、お金が必要なのですか?」

「以前は特に何も考えずにお金を使っていました。最近、親の介護や子どもの教育費のことが頭をチラつくようになって、『将来のためにも今、節約しなくては。このまま何も考えずにお金を使っていたら、自分で自由に使えるお金がなくなる!』と焦りが生じてきたんです。だけどそれが子どもたちに美味しいものを食べさせたり、好きなことをさせるために使うことを我慢して節約しなくてはならない思うとストレスで、毎日イライラしています」

「最初は新たな仕事を考えた方がいいのか、というお話でしたが、問題の本質はお金かもしれませんね」

「お金ですか……」

「仕事内容ではなく、納得できる収入が得られるなら自分が好きではない仕事もできるかもしれません。自分のセーフティネットが脅かされるのがストレスの根源なのでは? 『自分の精神状態が安定する収入を得るにはどうしたらよいか』というテーマでカードに訊いてみましょうか。まずは現状のカードを引いてください」

Oppression(抑圧)

「お金、家族、家族の状況などに囚われていると出ているのですが、どうですか? カードに描かれた赤い蝋燭は家族や血族を示しているのですが、火が消えているのでコミュニケーションが上手く取れていないとか、何らかの障害を感じますね」

「お金のことで夫と意見がぶつかることがあります。そのことかもしれません」

「では未来のカードを引いてみましょう」

Actor(アクター)

「このカードには仮面を剥いで本音を出せという意味があります。自分の本心、さらにはご主人と向き合ってきちんとコミュニケーションを取ることで、『自分の精神状態が安定する収入を得』られるとカードは言っています。つまり、必ずしも加藤さん自身が働かなくても望みは叶うかもしれないわけです。もしかすると本当に解決したいのはお金や『自分のやりたいことが分からない、仕事がない』ということではなく、ご主人との関係かもしれませんね」

「夫ともっと会話をすればいいんですね……。夫はコロナで家にいることが多いけど、最近ゆっくり話すことが少なくなっているのかもしれません」

「今回は質問を、『自分の精神状態が安定する収入を得るにはどうしたらよいか』と設定したのでこのまま進めましょう。次は、なぜ精神状態が安定する収入を得られないのか、ブロック要因をカードに訊ねてみましょう」

Universe (宇宙)

「きた!」

「きた?? カードの全体の印象は悪くないですね。キレイだし」

「物事が新しいフェーズに入っているのに、それに気づいていないとカードは言っています。ボイジャータロットには0番のフールチャイルド「愚かな子ども」から21番のユニバース「宇宙」まで大アルカナが22枚あり、愚かな子どもが宇宙に到達するまで、魂の成長の過程が描かれています。旅の終着点となるこのカードの中央に描かれたミケランジェロの未完の像はまさにこのカードの意味を象徴していて、『物事に完成はなく、また新たな旅が始まる』ことを示しています。旅の終着点に到達し、すでに次のステージが始まっていますよとも取れるし、広すぎるから物事を狭めて考えろという意味合いもあります。

今の問題に照らすと、この時代の急流の中において加藤家の家族関係も新しいフェーズに入っている。今までのような金銭感覚や家庭内経済システムでは立ち行かないのでは? とカードは問うています。そこにしがみつくからイライラする。柔軟に変わる、トランスフォームする必要があって、そうすることで『自分の精神状態が安定する収入を得』られるとカードは言っています。」

「何かカードが明るい未来を暗示してくれているような気がします。きた! って感じです」

「では、ブロック要因を解除するカードを引きましょう」

Achiever (達成者)

「誰かと一緒に何かを始める、プロにアドバイスを求めるというのもあり。ひとりでやるのではなく、力を合わせてやる。ライター業はひとりでやる仕事ですが、これからはチームで何かをやるというのがいいかもしれませんね。自分のお金は自分ひとりの責任で稼ぐという発想をやめて、チームで稼ぐ職種を考えてみては? 何か仲間や誰かと一緒にしたい仕事はありますか?」

「んー、思い浮かばないですね。同期のライターで何かしてみたいとは思いますが、具体的には何も……。仕事というか、何か一緒に勉強するとかでもいいんですか? 実は以前からFX(外国為替証拠金取引)の勉強をしていて、ときどきセミナーに参加しているんです。セミナー後に懇親会があり、皆さん参加してラインの交換をしたり情報交換をしているそうです。でも私は人見知りなので(笑)、懇親会には参加したことがないのですが」

「同じ目的を持って勉強する、勉強会仲間と繋がるというのはすごくいいと思います!」

「そうなんですか? 私は勉強が全然続かなくて。仲間と一緒に切磋琢磨すれば励みになって、勉強もはかどるかもしれません」

「では、どうしたら勉強を続けられるかどうか、カードを引いてみましょう」

Priestess (女教皇)

「自分がどういう性格で今後どうしたいのか、どうなりたいのか、客観的・俯瞰的に見てねという意味です。そうすることでサボってしまう自分を自覚し、それを常に肝に銘じることでサボる自分と決別できるよとカードは伝えていますね」

「確かにサボる自分を見て見ぬふりしていたのかもしれません。サボる自分、サボるとどうなるのか、自分自身を見つめ直して変わります!」

「では最後に、今回のリーディングを踏まえて、『明日から私は○○をやります!』という“行動の約束”を交わし、最後の1枚を引いてください」

「自分を見つめ直します!」

「それは行動ではありませんよね? あくまでアクション、しかも必ずできること、やれることを言ってください」

「毎日、FXの課題をひとつ勉強します!」

「できますか? できることを言って実行しないと変わらないですよ?」

「できます! やります」

「では引いてください」

Master(達人、マスター)

「はい、OKだそうです。これはコインカードで、ボイジャータロットには4枚しかありません。いいカードを引きましたね。仲間と勉強することで、『自分の精神状態が安定する収入を得』られるようになるし、“行動の約束”を守ればお金も入ってきます。よかったですね!」

「嬉しい! 良かったです! 毎日ひとつでも勉強すれば、必ず目標に近づくと言われていたんですが、なかなかできなくて……」

「やっぱり答えは自分の中にあるんです。自分でもわかっていたことかもしれないけど、カードが絵として答えをビジュアル化してくれる。それをリーダーが読み解いて伝えることでクライアントは肚落ちする、真の意味で納得し行動に移せるんですね。三次元の世界では行動でしか未来を変えることはできません。だから最後は行動に尽きるんです」

「ボイジャータロットが自分の中にあるベストな解決方法を導き出してくれたんですね。今日から約束したことをやり続けます! 将来お金持ちになっちゃうかも!(笑)」

~ライター加藤が思ったこと~

STORY世代の女性は子育ても終わり、これから自分は何をしようかと考えることが多くなると思います。私もそんな悩みを持ちました。自分に合う仕事がほかにあるのではないか、将来のお金は大丈夫だろうか不安に陥り気持ちが安定しなかったことは、ただお金がないということだけではなく、自分の行動にあったのだと分かりました。ボイジャータロットのセッションを受け、自分がしなくてはいけないこと、問題の解決の答えは自分の中にあったことに改めて気づかされました。理由をつけてはサボっていたことを客観的に見て反省し、毎日の勉強を持続しようと思います。カードが示してくれたように、今までの考えをもっと柔軟に変え、仲間を持ち、自分自身も変わりたいと思います。STORY読者の方も何か気になることがあればぜひセッションを受けていただきたいと思います。

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STORYでは、【STORY experience】会員の方々向けのイベント〈開運STORY 占いセッション会〉を1月に行います。ボイジャータロット国際認定リーダーの原里奈によるセッションも受けられます。詳細は追ってSTORY webにて告知いたします。

【STORY  experience】の会員登録(無料)はこちらまで。https://storyweb.jp/entry/

 

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