大好評をいただいている「STORY春の占いセッション」。残る日程は4月25日(日)のみ! そこで、見逃し厳禁の注目占い師をご紹介します。
今回は“エロット”タロットのリーダー山田麻琴さんに注目。
われらが「STORY」編集部のデスクを務める彼女。編集者がなぜ占いを? 山田さんならではの“エロット”タロットって、どんな占い? その真相を探るべく、新人ライターTが占ってもらいました。
生粋の占いオタクが選んだ”18禁 “タロットカード
山田さんは、もともと高校生のころに占いにハマって以来、自他ともに認める〝占いオタク“だったそう。当たると聞けば数か月の予約待ちもなんのその。古今東西50人近くの占い師にセッションを受けてきたという筋金入りです。
そんな長年の「占われる側」の経験を生かして、「占う側」へ。ありとあらゆる占いを試してきた彼女が選んだのは、タロットでした。
「もともと人から相談を受けることが多かったので、それに自分の好きな占いを合わせてみたのが始まりなんです。バーの一角で占いの対価にお酒一杯をごちそうしてもらう……いずれそんなやり取りをするのも楽しいなと思って。
始まりはこんな感じだし、私自身セクシャルトークもなんでもこいな性格なので、このタロットカードを見たときにこれだ!と思いました(笑)」
そういって見せてくれたのが、山田さんが使うイタリアのタロットカード。エロティシズムにユーモアを交えたルネサンス期の人間像が描かれています……と書けば一見上品なのですが、あまりに過激な性描写にびっくり!
問題作ともいわれるこのカード使いこそが、彼女の占いが「“エロット”タロット」たるゆえんです。
「タロットカードは描かれる絵に決まりはないので、そのカードをどう解釈するかというのはもちろん、どんな絵柄を選ぶかでも導き方が違います。
私のカードも、ただ過激なだけではなく絵柄の中にも読み取れるメッセージがあるんです」
よくよく見ると、ただエロチックな絵柄かと思いきや、カードのキーワードを説明しながら人の業まで巧みに表現しています。道ならぬ恋の話やベッドでのふるまい方まで、なかなか人には聞けない相談を受けることもあるそうですが、このカードはそんな秘密を打ち明けるきっかけにもなっているようです。
占われる側の気持ちがもっともわかる占い師
山田さんのもうひとつの強みは編集者、つまり伝えるプロであるということ。
タロットカードから導き出されるキーワードは実にシンプルで、カード同士の組み合わせや位置、絵柄で解釈されます。同じカードでも、どんな言葉でどう伝えるかはリーダーの手腕によるもの。
「タロットは、その時引いたカードがすべて。占う側に多くを委ねられている分、伝え方は大切だと思っています。その点、言葉を仕事にしていることは大きいですね。自分自身、たくさんのセッションを受けてきて占ってもらう側の気持ちが分かっていることも影響があると思います」と話します。
編集者というだけではなく、実は山田さんは2万人のフォロワーを持つインスタグラマーでもあります。
多くの人の心を掴むのは、かわいいお子さんとの何気ない日常の写真と、それに付けられた長すぎるハッシュタグ。母、女性としての本音が詰まった「#」の言葉に多くの共感が集まっているのを見ると、彼女の言葉選びが特別であることが分かります。(@tinymako)
心を開放するためにタロットを開く
インタビューの最後に、山田さんにはどんな相談をするのがおすすめか尋ねてみました。
「私に相談してくださるなら、どんなことでも大丈夫。夫婦の問題でもいいですし、子供のことや、お仕事のことでも。でも、もっともっと下世話なことだっていいんですよ(笑)。
タロットって、自分を解放させてくれるものだと思っています。
友達にも言えないことでも、1回しか会わない人だったら言えることもありますよね。もちろん占いは当たることでお役に立つものだと思っていますが、自分自身で言葉にすることで気持ちが楽になることもあります。
タロットは、そのツールだと思ってもらいたいんです。エロというエッセンスを加えれば、自分でも気づかない心の声も見えてくるはずですよ」
と山田さん。
“エロット”タロットは、自分を解放するツール。
誰にも話せない悩みに窮屈さを感じているなら、山田麻琴さんの“エロット”タロットに聞いてみては?
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取材・文/角田ひかる