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料理の美味しさは見た目から!人気料理家が選ぶ 「持っておくべき器」3選

「料理は味だけじゃなく見た目も大事」というのは周知の事実。実際に自分自身がレシピを検索するとき、素敵なお皿に盛られた写真ばかりに目がいったりしませんか? そう考えると、手作り料理も買ってきた料理も、感じるおいしさの度合いは器によってずいぶん変わるはず! 本記事では、人気料理家・フードスタイリストの竹中紘子さんに聞いた「これだけは持っておきたい!」という器を厳選してご紹介します。

料理をおいしくしてくれる万能皿
「持っておくべき器」3選

テーブルに美しく並べられた料理を見て、思わず「おいしそう~」と言ってしまうことってあると思いますが、おいしいと判断するための情報は、なんと味覚よりも視覚からの方が優位に働くのだとか!忙しくて手の込んだ料理を作る時間はなくても、見た目でおいしい料理なら作れそうですよね♪

4月号の企画「しんどい時こそ頼れる。『宅配ごはん』は正義です!」では、宅配ごはんを使いこなすアイデアとともに、おしゃれなスタイリングも披露してくれた料理家・フードスタイリストの竹中紘子さん。料理に合わせやすく、味も格上げしてくれる万能な器3種を教えてくれました。

① どんなおかずもバランスよく収まる「直径20㎝前後の中鉢」

「直径20cm前後で、少しボール型のようになっている中皿は使い勝手がとてもいいです。餡がかかった肉団子も綺麗に盛り付けることができるし、鍋の取り皿としても活躍。大きすぎず小さすぎず絶妙なサイズ感の中皿は、どんなおかずもバランスよく収まります」(竹中さん)

白やグレーのお皿もよいですが、竹中さんの推し色は「青」です。
「“青い器は食欲減退効果があるためダイエット時におすすめ”といった話を聞いたことあるかもしれませんが、青皿は料理を綺麗にみせてくれるので、私は好きでよく使います。赤やオレンジなどビビッドな色の食材と相性抜群です」(竹中さん)

② 地味めのおかずもスタイリッシュに「きれい色の小皿」

「直径15cmくらいの小皿は、ある程度しっかり量をのせることができて、おかずのチョコチョコ盛りもできる大きさ。綺麗な色味をチョイスすれば、見た目がちょっと地味な副菜も、スタイリッシュな雰囲気になります」(竹中さん)

小皿は大皿に比べてサイズが小さい分、少し派手な色・形・柄も取り入れやすいのが特徴。また、小皿は全員同じものにしなくても、ちぐはぐな印象になりづらく食卓のアクセントにもなるので、お気に入りを少しずつ買い足していくのもよいですよ!

③ 用途は無限大なうえ華やかな「ガラスボウル」

「酢の物やトマトサラダなど、そんなに量は要らないいけど欠かせないといった副菜にぴったりなのが小さめガラスボウル。サラダやフルーツ、デザートの盛り付けにも使えて、一年中大活躍です。ほかの器との相性も考えると凝ったデザインではなく、シンプルなものがおすすめ。光に反射して食卓が華やぎます」(竹中さん)

「スタッキングできるようなプチプラなガラスボウルでもOK」とのこと。これからの季節は涼しさも演出することができて、出番が増えそうですね!

さらにもう1枚買い足すなら……
レストラン仕様の「リム広皿」

「リムとはお皿の縁のことで、この縁が広いお皿は料理を盛るだけで自然に余白ができ、上品で高級感漂うレストランメニューのようになります。技は一切必要ありません(笑)。盛るだけで味もテンションもあげてくれる、魔法のアイテムです」(竹中さん)

料理がこぼれにくいという実用性を兼ね備えたリム皿は、予想以上に使いやすそうです。

撮影/吉澤健太 取材/篠原亜由美

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