日本最古の御香調進所としての伝統を守りながら、現代の暮らしに溶け込む香りを創り出す「薫玉堂」が、京都寺町二条に路面店をオープンしました。

薫玉堂は、安土桃山時代の1594年に京都西本願寺前で創業。428年に渡り天然の原料にこだわりながら代々伝わる秘伝の調香帳（レシピ）と、独自の調香の技術をもとに香りを作り続けている老舗の専門店です。京都の時間や季節、情景などをテーマに、古都の様々な表情を感じることができる香りを楽しめるアイテムが揃います。

ハーブやお香の原料を自分だけのレシピで調合して作る「香袋」や、おうちで香木の香りを愉しめるように香炭団の使い方や灰の作り方を伝授してくれる「香木のたき方」といったワークショップも今後は開催を予定。決まり次第ホームページでお知らせしてくれるそうです。

寺町二条界隈の町並みをイメージした寺町店限定の線香や、衣類の保管に合うお香「衣香」、手紙に添えて香りを贈る「文香」、ポプリやバスソルトもラインナップ。古来より暮らしの中で日常的に取り入られてきた香木や天然香料を気軽に楽しんではいかがでしょう。