一緒に考えてくれたのは...姫野友美先生
◇ リモート夫と毎日を楽しむためのTO DO LIST 10!
<1>「お昼ゴハンは作らない」 宣言!
多くの読者から「一番のストレス」と声が挙がったのが、“お昼ゴハン問題”。これまでランチ時間にいなかった夫の存在で、夏休みでもないのに一日中ご飯作りをする羽目に……。そこで多くの読者が辿り着いたのが、「お昼ゴハンは作らない宣言!」。アンケートをとった100人の読者のうち半数が、「お昼は各自で」と回答。その分、美味しい食材を冷蔵庫にストックしておく優しさで夫婦仲をキープして。
有名店の冷凍食品やレトルトなら夫婦の会話のきっかけにも。右上から、神戸菊水のすきやき丼の具、聘珍樓のチャーシュー麺と汁なし坦坦麺(ISETAN DOOR)、成城石井のレトルトは種類も豊富で人気。
<2>週1回程度、ご近所での外食ランチDAYを作る
毎日のリモートワークは、自分だけではなく夫もストレスが募るもの。そこで、週1回は、ご近所散策がてら外食ランチをしている人が多数いました。
<3>夫と自分の居場所、空間を改めて分ける
そもそも、子どもと夫を送り出した後、主婦のゴールデンタイム 9時~14時に夫が眼中に入るのが、ストレスの根源。 そこで、改めてお互いが目に入らない場所、声が聞こえない場所に互いのスペースを決めることが大切です。カーテンで 区切ったり、家具で仕切りを作るなど、改めて工夫を。また、最寄り駅に続々できているお手頃価格のコワーキングスペースを利用するのも手です。
<4>時間的ルールを作る
仕事を家庭に持ち込む形のリモートワークは、「仕事時間」と「家族時間」を明確に分けられないのが、モヤモヤが募る要因に。例えば、夫の仕事の終わり時間が見えないままイライラしながらの夕飯作り解放されるべく、「夕飯は20時から」「リモート会議の時間は朝伝える」など、時間的ルールを作っておくことが大切です。
<5>家の中でも小ギレイにして、「男女」として好感がもてるようにする
週末限定で目にしていた夫の“ぐぅたらスウェットスタイル”も、毎日となると嫌悪感。まずは、自ら家の中でも“女”でいる意識改革を。これから続く夫婦関係の見直しにもなります。
〈右から〉柔らかピンクの楽ちんホームウェアなら夫にも優しくなれそう。ワンピース¥9,900(BEDROBE/ジオン商事)神崎 恵さんコラボのシルキーサテンチュニック¥8,580 ロングパンツ¥8,580(ともにSNIDEL HOME)
<6>アプリでスケジュールを共有して夫にも育児に参加してもらう
「リモート会議中に子供が騒いで怒られた」「仕事の終わり時間が読めず作った食事が冷めてしまいイライラ……」など、不確かな夫のスケジュールが“モヤモヤ”の要因になることも。そこで、予めタイムツリーやグーグルカレンダーなど、アプリでスケジュールを共有すれば大幅にストレスを軽減できます。また、夫のフリー時間が明確にわかるため、育児や家事をお願いしやすいメリットもあるんです。
<7>トイレなどですれ違った際に「お疲れさま」と声をかける
「行ってらっしゃい」「お帰り」の挨拶がなくなった今、夫への感謝の気持ちも軽減。でも、仕事量は減るどころか、エンドレスに。一言笑顔で「お疲れさま」と労いの言葉を!
<8>夫婦で日の光を浴びながら、ウォーキング&ランニングを!
ストレスを和らげるセロトニンは「幸せホルモン」と呼ばれるくらい自律神経のバランスを整えて穏やかな気持ちをキープする大切な要素。姫野先生曰く、「セロトニンの生成には朝日が効果的」だそう。読者アンケートからも朝の散歩やランニングで夫婦に新しい会話が生まれたという人も多数。
ヘルスケアデータだけでなく、音楽再生からマップ機能、電子マネー決済まで可能だから、身軽に出かけられます。Apple Watch Series 7 ¥48,800〜(Apple Japan)
<9>時間と心の余裕があるときは、コーヒーを差し入れする
かける言葉が見つからないときも、一杯のコーヒーが相手を思いやる気持ちの表現に。たった数分の手間で夫婦間に温かい空気が流れるのであれば、意識的に行ってみる価値大。夫婦でお気に入りの豆を見つけてみるのもアリです。
<10>花を定期的に飾ったり、ルーム フレグランスを置いて場の空気を和らげる
撮影/西崎博哉(MOUSTACHE) 取材/奥村千草、松葉恵里 ※情報は2022年6月号掲載時のものです。
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