同級生や家族にも、当然生理があること。どのように男の子に伝え、理解を促すか、上手なアプローチ法をお教えします。
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◯ 教えてくれたのは...性教育医師ユニット アクロストンさん
![](https://img.storyweb.jp/wp-content/uploads/2022/08/DSF5411-200x200.jpg)
みさとさん、たかおさんの医師2人の夫婦ユニット。学校での性教育の授業や全国各地での性教育ワークショップ、書籍やSNSでの発信などを通じて、性教育を身近に考えてもらうために活動中。10歳と13歳の2児の親。STORY webでの連載も好評。
STORYライター も悩んでいました
![STORYライター T (44歳・息子小学4年生)](https://img.storyweb.jp/wp-content/uploads/2022/08/IMG_4513-200x200.jpg)
STORYライター T (44歳・息子小学4年生)
私が生理の時に体も心もつらいこと、体の仕組みなどを都度教えています。まだ理解できてはいないようですが、体育の見学をしている女子を男子特有の無知さでからかったり、経血のシミをからかったりと、とにかく女子を傷つけたりしてほしくないから、「女の子には絶対に優しくしなさい」と伝えていますが……。
これ、OK!
『私が生理の時に体も心もつらいこと、体の仕組みなどを都度教えています』
![](https://img.storyweb.jp/wp-content/uploads/2022/08/DSF5617.jpg)
保健の授業では体の仕組みのみで、生理については男の子は特に多くは学ばないのが現状なので、日常の会話の中で、都度ママから伝えていくのがベストですね。特別なものとはせず、隠さず、当たり前のものとして、親も子も認識することが大切です。
これ、実は NG!
『「女の子には絶対に優しくしなさい」と伝えていますが……』
![](https://img.storyweb.jp/wp-content/uploads/2022/08/DSF5633.jpg)
大切なのは「生理」は「日常生活」に「普通」にある、ということ。このように教えてしまうと、特別に注目した存在になってしまいます。さらに「女の子だから守る」という教えは、後々の思考の形成で「男尊女卑」の種を植えてしまうので注意が必要です。男女関係なく、「生理」はひとつの「成長の事象」であって、当たり前のものという認識が一番です。
撮影/嶋野 旭 取材/田路暢子、羽生田由香 ※情報は2022年8月号掲載時のものです。
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