40代の旅の楽しみは、ご褒美スパ
STORYライター 笹 利恵子です。
2022年7月に新しく沖縄本島の南部、糸満市に開業したラグジュアリーホテル「琉球ホテル&リゾート 名城ビーチ」へ行ってきました。今回は一人旅。久しぶりに訪れた沖縄でソロタイムを満喫しました。
最近は、子どももだんだんと手が離れてきて、リゾートでの理想の過ごし方も少し変わってきたような気がしています。40代になると、プールで思い切り遊んだり、観光しまくったり、だと体がついてこなくなる……(汗)。
家族旅行だとしても「ステイ中にちょっとくらいは、自分のためだけの予定を入れたいな……」。
そんなふうに思うなら、ホテルのスパがオススメ。
私自身、リゾートへ旅をすると、ホテルのスパを楽しむのが恒例になっています。綺麗な海や自然に心が癒され、さらにスパで体までほぐされるという贅沢は、日常で味わえない至福のひとときですよね。
ただ、いつも迷うのは、旅のどのタイミングで行くかということ。
今回は、日頃のデスクワークで全身コリコリなうえ、初日の旅の疲れやむくみが残っていることを考え、2日目の午前中に予約しました。
新しい沖縄へ。【琉球ホテル&リゾート 名城ビーチで大人時間を楽しむ旅】…前編
予約したのは、「琉球ホテル&リゾート 名城ビーチ」にある『スパ アユアラン 沖縄』。最近、“アーユルヴェーダ”が気になっていたところ、こちらのホテルのスパで施術が受けられることを知って、早速予約をしました。
マネージャーの井上さん。素敵な笑顔とツルツルお肌が印象的ですが、アーユルヴェーダ効果もあるのかしら……。なんて思いながら、サロンの中へ案内していただきました。
部屋に案内されると、目の前に飛び込んできたのは大きな窓越しに見える青い海!!! 部屋から眺めるのとは、また雰囲気が違って感動しました。スパ アユアランのお部屋はすべて個室。2人用のお部屋もあるので友人同士で一緒に受けることもできますよ。
どんなスパなの?
「スパ アユアラン」はサンスクリット語の「生命」と、インドネシア語の「自然」「きれい」が語原のスパブランド。自然界のエネルギーとセラピストさんの手のぬくもりによって、深いリラクゼーションへ導こうという考えだそう。説明を伺っただけで、既に心か解きほぐされていくような感覚でした。
実は私、アーユルヴェーダ初体験なので、どういうものなのかうかがってみました。アーユルヴェーダは、インド発祥5000年以上の歴史を持つ世界3大医学のひとつなのだそうです。血管の中やリンパ管の中に溜まったアーマ(汚れや老廃物)を排出する流れを促すマッサージ。身体を温めながら、詰まりや滞りを流しつつ身体の芯まで温めていく療法だとか。
今日お願いしたのはシグニチャーメニューの「アーユルヴェーディック デトックス ボディ」120分のコースです。まずは温かいハーブティーをいただきながら、心身を整えます。
朝からなんだかんだとバタバタしてしまったので、ここでホッと一息。
初めにdosha(ドーシャ)をチェック。気質、体質を診断します
身体を構成するエネルギーをdosha(ドーシャ)というそうです。ドーシャは「ヴァータ(気虚)・ピッタ(気滞)・カパ(湿熱)」の3つから成り立ち、この3つのバランスが取れている状態がベストなのですが、体質や生活習慣、ストレスなどでバランスが崩れてしまうそう。
施術の前に自分の体質を知って、自分にいちばん合ったオイルを選ぶために「ドーシャチェック」を行います。たくさんの質問に対して深く考えず、直感で解答していくのがコツ。素を見られちゃうようで恥ずかしいですが、取りつくろわず素直に解答。