幸せな時もどん底の時も。偶然か必然か、同時期に同じ環境が重なったことで距離がグッと縮まり、25年以上姉妹のような関係に。まさに「リアル39歳」と言えるおふたりの絆とは?
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<右>HARUKOさん
1974年生まれ。学生時代に「JJ」でモデルデビュー。19歳の女の子ママ。
<左>中林美和さん
1979年生まれ。ボディケアブランド「MAROA」代表。2人の女の子ママ。
中林(以下M)
私が10代、はるちゃんが20代で出逢ってから、もう25年以上?その間、会わなかった時期って最長でも3カ月くらいだよね。
HARUKO(以下H)
しばらく連絡取ってなくても、困ったり傷ついた時は、夜中だろうが遠かろうが、すぐに飛んでいこうと思える存在。
H
私たちの人生って本当に波瀾万丈だしね(笑)。結婚、出産、ステップマザー、離婚、卒母……。人生の節目のタイミングが、不思議といつも美和ちんとシンクロしてた。
M
出逢えただけで奇跡なのにこんなにも同じ境遇が重なるなんてね。「私の人生のいいことリスト」の3つの中に、はるちゃんと出逢えたことが間違いなく入ってる。神様が「あなたの人生はわりと大変だから、はるちゃんと一緒に乗り越えなさい」ってはるちゃんに出逢わせてくれたんだと思う。
H
泣きそう。私がステップファミリーになって不安でいっぱいだった時も、「全然、大丈夫だよ!」って明るく励ましてくれた。元旦那が浮気した時は、人生で一番しんどい時期だったけど、美和ちんがいたから乗り越えられた。
M
その後、3カ月くらいずっと一緒にいたよね。
H
3年前のハワイでは私と娘が大喧嘩。取っ組み合いになって号泣して。すごい修羅場もあった(笑)。
M 2
5年以上一緒にいれば、泥臭いところも全部見せ合ってる。はるちゃんには嫌なところもダメなところも全部受け止めてもらってる。
H
美和ちんは本当にあったかくて愛の塊みたいな人。母としても働く女性としても尊敬してる。「家族」「友人」「パートナー」……、私の大切な人達の中に「友人」じゃなくて「美和ちん」っていうポジションがある。そこは誰にも埋められない。
M
ありがとう(泣)。
H
卒母の時期も一緒。バレエ鑑賞したり、昼から飲んだり。特に美和ちんは10代でママになったから、やっと自由な時間を楽しめてるよね。
M
子どもの手が離れて寂しいけど、はるちゃんと一緒だから大丈夫。将来は2人で高級老人ホームに入るのを目標にお互いに頑張ろうね(笑)。
撮影/福本和洋(TAKMI) ヘア・メーク/甲斐美穂(ROI) 取材/石川 恵 ※情報は2022年9月号掲載時のものです。