――では、俳優になってよかった! と、いちばん思うのはどういう時ですか?
いちばんかどうかはわからないですけど、「やってよかったな」と思える状態を継続できていて、よかったなって感じますね。自分は15歳の時からこの仕事をしてきて、やめていった人達も結構たくさん知っているだけに、「俳優をやってよかったな」という思いを今も継続できている状況にあれてよかったなと。
――40代になった時、どんなご自分でありたいですか?
40代ですか? うーん……どうなっているか、全然わからないです。29歳になっている自分もイメージできなかったくらいなので。ただ、この仕事に関係ないことも色々経験していきたいとは思っていますね。あと、生きている間に行ける場所って限られていると思うので、40代になるまでに色々な場所に行けていたらいいなと思います。今気になっているのは、海外では北欧、国内だと東北ですね。山形と秋田、それから青森にも行ったことがないので、行ってみたいです。
――今後、挑戦してみたいことは何でしょう?
バス釣りですね。挑戦したいことではなくて、今年から始めたことなんですけど、確かな趣味にしていけたらなと思っています。小さい頃にやっていたフライフィッシングを、久しぶりにやりたいなと思っていたら、たまたま知人がバス釣りをしていて、それで始めたんです。めちゃくちゃ楽しいですよ。釣りっていうと、糸を垂らして魚が釣れるのを静かに待っているようなイメージがあるかもしれないですけど、その時の天候とか、水面の感じや深さを見ながらルアーを換えたり、結構やることが多いんです。一緒に行ってくれている人に教えてもらったりしながら、楽しんでいます。
――ありがとうございます。最後に『ツダマンの世界』への期待感などをお願いします。
基本、すべてが楽しみです。まだ台本が完成していないので、正直、何をどう楽しみにしていいか想像がつかないくらい未知の世界で、自分もどうなるかわからないんですが、松尾さんの作品で、大人計画の方々がいるので、笑いはたくさんあるだろうなと思っています。観に来られる方は、きっともっと想像がつかないと思いますが(笑)、未知な感じを楽しんでもらえたら嬉しいです。
COCOON PRODUCTION 2022
『ツダマンの世界』
新作が文壇最高峰の文学賞の候補になった小説家・津田万治は、幼馴染の作家が薦める戦争未亡人と結婚することになるが、彼には劇団女優の愛人がいた。そんな折、佐賀の豪商の息子が弟子になりたいとやってきて……。昭和初期から戦後の東京を舞台に、女中や所縁の人々の視点で描かれるツダマンの半生。作・演出/松尾スズキ 出演/阿部サダヲ、間宮祥太朗、江口のりこ、村杉蝉之介、笠松はる、見上 愛、皆川猿時、吉田 羊 ほか 11月23日~12月18日/Bunkamuraシアターコクーン 12月23日~29日/ロームシアター京都メインホール
https://www.bunkamura.co.jp/cocoon/lineup/22_tsudaman.html
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直筆サイン入りチェキプレゼント!間宮祥太朗さん「舞台が久々すぎて、若干怖さも……」
2022年10月7日12:00~2022年10月21日23:59
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撮影/古水 良 ヘア・メーク/三宅 茜 スタイリスト/津野真吾(impiger) 取材・構成・文/岡﨑 香
ジャケット¥230,000 シャツ¥159,000 パンツ¥89,000 シューズ¥113,000 ポケットチーフ¥21,000 ベルト参考商品(全てエトロ/エトロ ジャパン☎︎03-3406-2655)
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