不登校留学にボランティア留学……。 今、留学の形もいろいろ増えてます!
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書道家・武田双雲さんが不登校になった息子さんの留学を応援した理由
不登校留学
起立性調整障害の息子が留学により居場所を得ました
母 N.Kさん(46歳)
息子 H.Kさん(16歳)
14歳から現在までニュージーランドへ
中学校に入学し、息子は2学期から起立性調整障害に悩むことになりました。一時は回復しかけたのですが、当時の担任教師の理解のなさに症状が戻ってしまって。それで、思い切って環境を変えニュージーランドへ。〝普通〟という言葉に囚われず、息子自身の場所やペースで先が開け、今は留学できたことに感謝しています。
体を壊し学校生活に楽しみを失った息子の心を解放した留学経験
母 杉崎由里さん(52歳)
息子 凌さん(22歳)
18歳の時にニュージーランドへ
幼稚園から続けていたサッカーで部活一色だった息子が、高校1年時に椎間板ヘルニアを発症。それを機に部活やクラスを休みがちになりました。そんな時、同級生の親御さんからエージェントを紹介してもらい留学。不思議と過敏性腸症候群はなくなり、表情豊かな写真が送られてくるようになりました。
ボランティア留学
明るく生きるセブ島の孤児の姿が新たな夢の原動力に
母 鈴木さやかさん(45歳)
娘 みらいさん(16歳)
13歳の時にフィリピン・セブ島へ
世界には様々な子供の姿があって、それを実際に目で見てどう生きるかを考えてもらいたくて、孤児院でのボランティア留学へ。劣悪な環境の中でも学ぶことに目を輝かせる子供達を目の当たりにし、それがきっかけで新たな夢を実現するために現在は米国の高校へ入学。自分の人生に感謝も感じたようです。
子供達への海外ボランティアから「未来を変える学びを」と再留学
母 丸山有里子さん(42歳)
息子 由羽斗さん(19歳)
16歳の時にカンボジア・プノンペン郊外へ
夫の仕事でタイやアメリカに駐在していたため、その語学力を活かして、海外で小学生に公衆衛生を教えるボランティアを息子に経験させました。貧しい中でも笑顔でいる子供達を見て、息子はテクノロジーでその環境を変えたいと、専門的な部門を学ぶために今はシカゴへ再留学しています。
取材/竹永久美子、松葉恵里 ※情報は2022年10月号掲載時のものです。