キラキラした生活を過ごしているように見えるSTORYモデルだって、仕事が終わればママの顔。「疲れた」と降参する日があって当然です。それでも自分の気持ちを保ちながら、ポジティブに子育てに取り組むにはどうしたらいいのか--彼女たちの言葉に何かヒントがあるのかも!? 今回はクリス-ウェブ 佳子さんに伺いました。
▼あわせて読みたい
モデル佐藤純さんの子育ては「自分で抱え込まず、他の大人たちと接する時間を大事に」
【クリス-ウェブさん】「子どもを信じること」が 「子どもを育てること」だと思えるように
芸事に進む長女、留学を目指す次女。 異なる反抗期を経て次のステージへ
理論的に育てることを大切に、子どもの些細な要求にもむやみに“ダメ”と言わず時間をかけ接してきました。でも思春期の2人にはNG? “ママ、それはただの押し付け。解決してほしいのではなく、ただ聞いてほしいの”と諭されてからは、いろいろと堪えてます(笑)。
高3の長女……大学受験をやめました。ふとした次女の言葉から知り、本人に聞くと「時間もお金もかけてもらって、ママに申し訳なくて言えなかった…」。幼い頃からの夢、女優の道を志す決意を。
正直、親として娘の未来に保険をかけたかったのですが、パートナーから“親として、娘を難関大学に入れたことを1%でも誇りに思うような気持ちがあるなら、それはあの子には重荷でしかない”と言われ、ズシンと。
信頼する友も皆、長女の決意を祝福。自らの決断で人生を歩む人たちの助言は説得力があります。思えば私も18歳で渡米を決意! かたや次女は留学の道を模索中です。
成人年齢18歳になり、あれこれ私が口を出すのではなく、子どもを信じること。これもひとつの成長の手助けであり子離れの一歩。反抗期から自立まで、私が彼女たちから学び得るものは計り知れません。
取材/竹永久美子、松葉恵里 ※情報は2022年12月号掲載時のものです。