富山県の西部、能登半島の付け根部分に位置する氷見市は、ユネスコが後援する「世界で最も美しい湾クラブ」に加盟するほどの美しい景観を誇る自然豊かな土地。そしてその自然が育んだ美味も豊富にあります。STORY編集部おすすめの「美味しいお取り寄せ」をご紹介します。
“天然のいけす”氷見漁港で獲れた「ぶり生ハム」
日本海・富山湾で一番の漁獲量を誇る氷見漁港。その氷見漁港で100年以上、卸問屋のトップランナーとして食のプロ達から厚い信頼を得ている松本魚問屋は、加工品の製造や販売も自社で手がけています。中でも人気なのが、こちらの「ぶり生ハム」です。
天然のぶりを使った燻製品で、味付けは塩と砂糖のみ。ぶりそのものの味わいと、噛むほどに溢れ出す旨味を堪能できる一品です。松本魚問屋専属シェフ・山下貴民氏のオススメアレンジは、ぶり生ハムとクリームチーズを使ったオープンサンド。トーストしたイングリッシュマフィンにクリームチーズをたっぷり塗り、ぶり生ハムを乗せ、ディルとケイパー、レモン汁で仕上げたら、おつまみにもおもてなしにもぴったりのご馳走に。
北陸を代表するブランド牛 「氷見牛のローストビーフ 昆布じめ」
現在わずか13戸の農家で1,300頭しか飼育されていない希少な氷見牛。そのトップ生産者である「氷見牛専門店たなか」がつくる人気のギフト商品がこちらです。
美味しさのために、飼料や与える水にはこだわりが。山間から湧き出る美しい湧き水を与えることで牛の胃袋に存在する微生物が活性化、さらに不飽和脂肪酸をたっぷり含む独自ブレンドの栄養価の高い飼料によって、健康で元気な牛に育つのだそう。そうして育てられた氷見牛は適度なサシがあり、脂が甘く雑味なし。昆布でしめたことにより肉の旨味が凝縮され、芳醇な味わいに仕上がりました。
富山湾の海洋深層水の塩を使った 「CYCLEようかん」
氷見市で70年続く和菓子店「松木菓子舗」がコロナ禍に“氷見の小さな和菓子屋にできることを”と考案した「CYCLEようかん」。公共交通機関を避け、自転車で移動する人が増えたのをヒントに、自転車乗りが気軽に栄養補給できる一口サイズの羊羹を、世界最大の自転車ロードレース「ツール・ド・フランス」の4賞をイメージしたデザインの楽しいパッケージで商品にしました。
無添加でつくられるこだわりの羊羹は、富山湾の海洋深層水の塩を使っているためミネラルも豊富。水羊羹のようにみずみずしく、滑らかで食べやすいので運動時の糖分補給にもぴったりです。富山湾岸サイクリング2021の公式補給食にも採用されました。
「半島は日本の台所」
日本全国の半島の食文化を新発見するために誕生した、“半島応援メディア”。新鮮で、美味しくて、おしゃれ…いままで知らなかった半島の食の魅力を、たっぷりお届けします。もっと富山県能登半島のこと知りたい人はこちらへ