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元バレーボール日本代表【古賀紗理那】さんと考える、9人に1人が乳がんになる時代「結婚し家族が増え、より自分を大事に」

日本人女性の9人に1人が乳がんになると言われる時代。発症率が高くなる40代にとって、他人ごとではありません。ひとりの女性としてはもちろん、妻であり、母でもあるSTORY世代にとって、自分自身をケアしてあげることは、大切な人とのこれからを守ることにも繋がります。
元バレーボール日本代表の古賀紗理那さんと、がんを患った経験があるSTORYの元カバーモデルの稲沢朋子さんが“乳がん検診”の大切さを啓発するトークショー「PINK PONY〜自分をもっと抱きしめよう〜」に登壇し、自分自身を大事にしようと呼び掛けました。

古賀紗理那さん

「結婚し大切な人ができたからこそ、
より自分の健康に意識がいくように」

日本代表として世界を舞台に戦い、緊張感のある生活を送ってきた古賀さんの“自分の抱きしめ方”は、常に「頑張ったね、よくやったね」と自分を褒めてあげること。選手時代は「キツいなか、よくやった!」と労い、引退し環境が変わった今は「前とは違う日常だけど、頑張れている自分偉い!」と褒めているのだとか。
同じプロバレーボーラーである西田有志選手とご結婚された古賀さん。一昨年、西田さんが怪我でプレーができない時期があり、心配で古賀さん自身も試合に集中できなかったそう。「現在は引退し夫のサポートに徹していますが、夫がプレーに集中できるよう、自分の健康をさらに意識するようになりました」と古賀さん。自分が元気でいられなくなることで、家族に悲しい思いをさせたくないという気持ちも芽生えてきたそうです。
現在もアスリート時代からの習慣が抜けず、早寝早起き、食事管理に加え、毎朝のコンディションチェックを欠かさないそうですが、より胸に意識を向け、乳がんのセルフチェックも日々の体調チェックに取り込んでいきたいと話しました。

子宮頸がんの罹患経験がある稲沢朋子さん

「自分の未来のためにも、
家族に心配をかけないためにも、
今でも検診を受け続けています」

周りの人を元気にするBIG SMILEがトレードマークでもある稲沢さんですが、その笑顔の裏で「子宮頸がん」を患う辛い経験をしていました。それを告げられたときは既に、シングルマザーで、子ども達も小学校低学年と幼かったため、子ども達には気づかれまいと必死に笑顔で過ごしていました。両親と妹と親しい友人にだけ伝え、両親はまるで自分ががんになったかのように落ち込んだそうですが、稲沢さんご自身は今後の子ども達のことを思うと、落ち込んでいる暇はなく、治療に専念しました。治療生活は10年にも及び、「卒業」と言われてからも、1年に1回の定期検診は続け、成長した子ども達にも告げました。とくに娘さんとは、子宮頸がんのワクチン接種を受けるかどうかを話し合い、検診の重要性もしっかりと伝えたそうです。
そんな稲沢さんの“自分の抱きしめ方”は何もしない日をつくること。何もしない自分に罪悪感を持たず、赴くままに好きなことをするそう。子ども達が巣立った今だからこそ、できるご褒美かもと、もうすぐお子さん達が手を離れるSTORY世代にエールを送りました。一緒に暮らしていた息子さんは地方赴任し、娘さんは結婚し、子ども2人が家を出て“卒母”をしましたが、「離れているからこそ、心配をかけたくないので、今でも子宮頸がんも含めた婦人科系の定期検診を1年に1度行っています」と話しました。

産婦人科医 宋 美玄先生

「自分のことを後回しにせず、
40歳になったら
2年に一度は受けてほしい」

宋先生のクリニックには、お子さんの生理のお悩みで来院される母娘も多いそうですが、娘さんの体調には気を遣っているけれど、実はご自身は10年も婦人科に来ていないというお母さんも多いそう。思春期のお子さんを持つ母でもある宋先生は「自分のことをつい後回しにして、仕事やお家のことを100%で頑張ってしまう気持ちもわかるけれど、もっと自分のこともケアしてあげてほしい」と話しました。
乳がんは日本でも年間10万人がかかる病気。ただし、早期発見で重症化を防げる病気でもあります。「40歳になったら2年に一度は検診を、とくに科学的に乳がんによる死亡率の減少効果が認められている、マンモグラフィ検診を受けてほしいですね。痛いからと、億劫になる方もいますが、やはり小さい腫瘍を見つけるためには必要です。高濃度乳房の性質を持つ方はマンモグラフィ検診では全体が白く映ってしまい判別できないこともあるので、超音波検査を併用することをおすすめしています。また、乳がんの5~10%は、遺伝性のがんなので、直系のご家族に乳がんになった人がいる場合は、30代から検診や遺伝カウンセリングを受けることを推奨しています」と検診について説明されました。
また、自分で触ると手の感覚と胸の感覚、両方からの情報を得られるため、日常のセルフチェックも非常に大切とのこと。そこで「ブレスト・アウェアネス(乳房を意識する生活習慣)」についても教えていただきました。

「ブレスト・アウェアネス」の
4つのポイント

point1.普段の乳房の状態を知る

バスタイムの着替えの時や仰向けに寝たときなどに自分の乳房の状態をチェック。

point2.乳房の変化に気を付ける

痛みやしこり以外にも乳房の赤みやひきつれ、くぼみ、乳頭からの分泌液、湿疹やただれなどの変化に注意して。意外と探すのが難しい「しこり」。しこりを探そうとするよりも、左右で違うところがないかを触って確かめる意識で。胸も柔らかくなり、いちばん触りやすい状態になる生理中がおすすめ。定期的に生理がくる人は「生理が来たら乳房チェック」と習慣化すると◎。

point3.
変化に気づいたら、すぐ医師へ相談

何かおかしいと思ったら次の検診を待たずにすぐに医療機関へ。乳房は“乳腺科”を受診しましょう。早期であればあるほど、身体面、精神面、経済面の負担も軽くなります。

point4.
40歳になったら2年に1回は乳がん検診を

日本人女性の乳がん好発年齢が45歳〜49歳と60〜64歳。乳がん死亡減少効果が証明されているマンモグラフィが推奨。マンモグラフィ検査時の痛みが心配な場合、乳房にハリがあり痛みを感じやすい月経前を避けるのがおすすめ。

忙しい毎日のなかで、
少しでも自分のことを考える
時間をつくって向き合うことが
「自分を抱きしめる」の第一歩に

乳がん検診を受けなきゃ!とは思っているものの、もし、自分にがんが見つかったらどうしよう…。子ども達はどうなる?どうやって家族に伝える?と、怖くなってしまうのがSTORY世代。ひとりで向き合うには勇気のいることだからこそ、3人のトークに背中を押してもらえた人も多いはず。

トークショーの全編はこちらから

ピンクがちりばめられた
オシャレな空間で
自分と大切な人を想う時間に

  • 売上100%が公益財団法人日本対がん協会に寄付される「ピンク ポニー ラテ」と日本未発売のシグネチャーロゴが入ったリストバンド。
  • ブレスト・アウェアネスを促すリーフレット。
  • 購入価格の100%が公益財団法人日本対がん協会に寄付されるキャップ。
  • 会場はオシャレな空間!と人気のラルフズ コーヒー表参道。

来場者に提供された「ピンク ポニー ラテ」は、ヒマラヤ岩塩とビーツパウダーを使ってほんのりピンク色に染められたアイスラテ。来場者は優しい甘さでリラックスしながら出演者のトークに耳を傾けていました。
ピンクとブラックが今年の「ピンク ポニー コレクション」のテーマカラー。参加者の皆さんに配られたブレスト・アウェアネスを促すリーフレット、リストバンドも同様のカラーリング。見た目もオシャレなイベントで、がん予防への意識を高め、自分と大切な人のことを想う貴重な時間となりました。

PINK PONYキャンペーンとは

ポロマークがピンクに色づく季節になると、乳がん検診を意識するという人もいるように、今や“目からの啓発”に一役買っているラルフ ローレンのPINK PONYキャンペーン。30年以上にわたり、がんとの闘いに対する意識の向上に取り組んできました。ピンク ポニー イニシアティブは、がんの治療と予防に特化したラルフ ローレンのグローバルな慈善活動プログラムとして、研究、検診、早期診断、治療、教育、キャンサーナビゲーションのためのプログラムを支援しています。

PR・お問合わせ先/
ラルフ ローレン
TEL: 0120-3274-20

撮影/杉本大希 ヘア・メーク/野中真紀子(古賀さん)、森ユキオ〈ROI〉(稲沢さん) スタイリスト/久保コウヘイ(古賀さん)、荒木里実(稲沢さん) 取材/小仲志帆

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