子どもに対して母親は、「あれ食べて」「これ食べて」「しっかり食べて!」と言ってしまいがちですが、パパたちはどんな思いなのでしょう? アスリートたちに、自分の経験を踏まえた独自の考え方をうかがいました。今回はプロ野球選手 川﨑宗則さんです。
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運動している子どもには、絶対に補食をとらせたほうがいいと思います
体だけでなく、 脳のためにも必要です
プロ野球選手 川﨑宗則さん(41歳)
1981年生まれ。愛称は「ムネリン」。野球解説者、現在栃木ゴールデンブレーブス所属。1999年鹿児島工からダイエー(現ソフトバンク)に入団。最多安打、盗塁王など獲得後、2012年MLBに挑戦し、シアトル・マリナーズやブルージェイズなどで活躍。YouTubeやインスタも大好評。長男9歳、長女6歳、次女3歳の3児の父。
長男が野球を始め、一緒にバッティングセンターへも行きます。自分も現役アスリートで、子どもにも体の成長や筋肉などのために、肉・魚・大豆など、タンパク質を多めにとらせています。
3人の子どもたちはみんな焼き肉大好き! もの凄い量を食べます(笑)。まだ息子たちの年齢だと、お腹が空いた時に食べればいいのですが、もっと激しく運動する年齢になったら補食が絶対必要!お勧めはバナナやゼリードリンクなど。僕の経験から、脳は働いていても、体が動かないような状態になったら危険です。エネルギー不足になると、ケガもしやすい。
子どもたちがママの目を盗んで嫌いな野菜を僕に渡す時があるのですが、 その時に僕はわざと「ありがとう!」と言って、美味しそうに食べる姿を見せます。 あえて「食べろ」とは言わない。大きくなった時に〈これも美味しいな。パパ好きだったもんな……〉と食べていた姿を覚えてくれていたらいいですね。
<川﨑さん自身が昔よく食べていたものは?>
とにかくツナが大好きだった! おやつはシーチキンに醤油を少し垂らし、おにぎりに。自然にタンパク質、炭水化物をとっていました。
撮影/BOCO 取材/東 理恵 ※情報は2023年1月号掲載時のものです。