撮影は２月の初旬、都内ホテルのスイートルームにて。

ホテル地下のパーキングにお迎えにあがると、「おはようございます。本日はよろしくお願いします。」と頭を下げながら背中を丸めて車から降りてこられる中丸さん。エレベーターの中ではひたすら携帯をいじってらっしゃって、会話の糸口でもある「本日は撮影に来てくださってありがとうございます」という言葉さえ発せられず、シーンとした気まずい空気の中、高層階のお部屋に到着。
中丸さんはスタッフの皆さまにご挨拶を済ませ、編集部が用意したパンからお好みのものをじっくりと選ばれます。もちろんドリンクも銘柄を見てゆっくりセレクト。意外にもチーズとホワイトソースたっぷりでボリューミーなクロックムッシュとミルクフランスという組み合わせ。その食欲に勝手に男子〜！ と高まる弊誌スタッフ。そしてパンを手にする美しく繊細な指にもうっとり。

いざヘア・メークと着替えが終わり、いつものように「年上の女性と２人きりというシチュエーションで、大人の男性セクシーな感じで。」と説明すると、前回の撮影も覚えていらっしゃって（感激）、「も〜、こんなことばっかりやってしょうもなっ。」と言いながらもベッドに上がり最初に決めたポーズが完璧。レンズを見つめる目力に即座にハートを撃ち抜かれます。そのお姿を目にして、つい欲が出てしまったスタッフが「胸元だけでなく同時に腹チラもお願いできますか？」とお声をかけると、「お腹はちょっと」と断られ、しつこく食い下がるも冷たくノーサイン。「お年頃だからね。急なお腹はムリだよ。10日は前に言ってもらわないと。」と笑いに変えるあたりの緩急はさすがです。「この年齢になるとこういうTHEアイドルな仕事はほとんどないから、たまには新鮮でいいね。自分自身への戒めにもなるし、いいバロメーターにもなる。」と最後には真摯で真面目な一面までのぞかせます。

ちなみにこの日、中丸さんは普段からよくお召しになっているというブランドとNetflixの人気ドラマとのコラボのフーディーにスウェットのパンツにスニーカーという出立ち。「ドラマのファンなんですか？」とお聞きすると「いや、ぜんぜん。観たことなくて。」と笑いながら少し食い気味に答えてくださりました。

帰り際、「いつもありがとうございます。またよろしくお願いします。」と丁寧にご挨拶くださる中丸さん。この短い時間でいろいろな側面を見せてくださり、話しを聞けば聞くほど魅力を再確認。インタビューでは静かに淡々と語る中丸さんからは想像もできないくらい熱い思いが。マグマのように熱く、一本気で実は男らしい中丸さんの詳しいインタビュー内容は、本日発売のSTORYでご確認ください！

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