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Lifestyle憧れ女性リーダー連載

37歳女性社長・佐伯美紗子さん~社長就任の話が出た時はただただ驚きました~

子育てや仕事を続ける中で「このままでいいのだろうか……」と立ち止まり、女性としてこれからのキャリアについて悩むSTORY世代。
身近にロールモデルが少ないため、リーダーになることを躊躇するなど課題も多いですが、’22年に女性活躍推進法が改定されてからはますます女性の活躍が期待され始め、徐々に女性管理職比率も高くなってきています。

個人として評価される機会を掴み、女性リーダーとして生き生きと活躍される方には、キャリアの狭間で自分自身の生き方を見つめ、可能性を信じてチャレンジする姿がありました。仕事以外でも女性ならではの自分磨きを怠らない、彼女たちの秘密を取材。

今回は“社会貢献”と“ビジネス”の両立を目指すブランド、imperfect株式会社の代表取締役社長へ昨年就任した佐伯美紗子さんです。(全3話の第2話)

記事前編はこちら


 

佐伯美紗子さん(37歳)
imperfect株式会社 代表取締役社長

佐伯さん取材中2

“社会貢献”と“ビジネス”の両立を目指すブランド「imperfect」始動、そして代表取締役社長就任へ

STORY編集部(以下同)――入社した会社で、偶然今の「imperfect」のような事業があったのですか?

いえ、入社後すぐにはなく、しばらくは、配属された部署で目の前の業務に必死に食らいつく日々でした。ある時「世界の食と農の課題解決を掲げた新事業を、検討している人たちがいるらしい」と聞き、そのとき事業への参加を希望したんです。

――話を聞いたときは「これだ!」っていう感じだったんでしょうか?
“まさに自分がやりたいことだ”とは思いましたが、それよりも、ビジネスを通じて社会をより良い方向へ変えていきたいと考えている人がほかにもいる、ということが嬉しかったですね。

事業構想から、約1年後の2019年3月に「imperfect株式会社」ができ、7月にフラグシップストア「imperfect表参道」がオープンしました。

imperfect店内
「あなたの『おいしい』を、だれかの『うれしい』に。」を掲げ、imperfectの商品が橋渡し役となり、お客様の「おいしい」を生産地・生産者の「うれしさ」につなげる循環づくりを目指している。

――「imperfect表参道」はただのスイーツショップ&カフェではなく、生産地にまつわる社会課題を学べたり、解決するためのアクションに一票を投じることができる「投票箱」があるのに驚きました。

チップを投票箱に入れるところ

活動へお客様をどう巻き込んでいくのかという点は、一番頭を悩ませたところです。「楽しんで取り組めるもの、負荷がかからないもの、でもアクションに意味を見出だせるもの」という達成イメージはすぐに決まったのですが、方法がなかなか思い浮かばない(笑)。

それでも話し合いを重ねて、結果みんなのアクションが目に見えて、ちょっとしたゲーム性も感じられる「投票」という形を取ることにしました。

佐伯さんと投票箱
投票された数が見えるよう、工夫された投票箱

「環境」「教育」「平等」をテーマとする3つのプロジェクトの中から、商品を購入したお客様が共感するものを選んで投票してもらい、最も票を集めたプロジェクトを翌年度に実行します。

――投票箱はビジュアルも可愛くて、入れたくなりますね。お客様の反応はいかがですか?
すごく楽しんで投票チップを入れてもらっているな、というのは感じています。お時間ない方なんかは、パッと入れていかれますが、多くの方は投票箱の前で、どんな課題があるのかしっかり内容を把握して、投票してくれる。その様子を見ると、本当に嬉しく思います。

――このような活動をしていることは、お店に入ってみないとわからないですね。
どこまでSDGsやサステナビリティを打ち出すか、ということも協議したポイントでした。あまり前面に出して“私が行くところじゃないかも……”と入るのを躊躇わせてしまうのはすごくもったいないなぁと。商品を買ってもらうなかで、動線の最後に「この会社って、サステナブルなことに取り組んでいるんだ」って知っていただければいいかなと思いました。

チョコレートバーク
定番の板チョコレートに、ナッツやドライフルーツをたっぷり散りばめた、人気の「チョコレートバーク」

――オープンした2019年は、今ほどSDGsという言葉も知られていなかったですよね。
海外の方は、比較的ご存知の方も多くて、ご家族で楽しそうに投票している姿を“日本もいつかこうなっていくんだろうな”と想像しながら見ていました。

あれからもうすぐ4年。日本でもSDGsの教育が急速に行われるようになり、あのとき見た海外のご家族の姿が、今は日本のご家族でも見られます。「お母さん知らないの?」なんてお子さんと笑顔で話しながら投票している姿を見ると、時間の流れを実感します。

――佐伯さんは、昨年社長に就任されたと伺いました。最初お聞きになったときの心境はいかがでしたか?

佐伯さん取材中3

立ち上げ時の社長から「いつか自分の後を任せたい」と言われていたのですが、ずっと先のことだろうと思っていたので、話を聞いたときは、ただただ驚きました。

でも、この事業をほかの誰かに任せるのは嫌だなという思いが大きくなり、自分が責任を持ちたいという気持ちになりました。

――社長になられて、ワークライフバランスに変化はありましたか?
実はあまり変わらなくて……。思い入れが強い分、仕事のことをまったく考えない時間は、立ち上げ時から、ほぼないんです(笑)。

――今年力を入れていきたいことを教えてください。
今年は、imperfectの商品を表参道の店舗だけではなくて、ECサイトや、ほかの小売店様のお力もお借りしながら、多くの方に届けていきたいなと考えています。

imperfectのローソン新商品
ローソンで発売された「imperfect カカオ香る 大人の濃厚ココア」

2023年2月28日(火)から、サステナビリティに取り組みながら、西アフリカで生産されたカカオが原料の”オランダ産ココア”を100%使用した「imperfect カカオ香る 大人の濃厚ココア」がローソン店舗で販売開始になりました。カカオ本来のコクやほろ苦さを味わえるココアで、味にも自信があります!是非お手にとってもらえたら嬉しいです。

――コンビニで買えるのはいいですね! 美味しいココアを飲めて、世界の課題解決の手助けになるなら、私たち消費者も嬉しいです。

お客様と一緒に、5年10年……その先も農家の方々を笑顔にしていきたいと思っています。

(後編に続く)

記事前編はこちら

撮影/BOCO 取材/篠原亜由美

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