高級食パン専門店の【銀座に志かわ】が、ミシュラン三ツ星を16年連続で獲得している老舗料理店【日本料理かんだ】の店主・神田裕行氏とコラボレーションした、「阿波黄金ゆずみつ」が新登場しました。
柚子は、香り高く爽やかな酸味の木頭ゆずを皮ごと粉砕して使うこだわりの製法。木頭ゆずの鮮やかな酸味や香りを大切にしつつ、みつの甘みを引き立てるために徳島の名産品の柚子味噌からヒントを得て隠し味に白味噌をプラスし、何度も試作を繰り返して完成した一品なのだそう。
柚子のさわやかな香りと酸味、そしてマイルドな白味噌の塩味は、ほんのり甘いもちもち食感の銀座に志かわの高級食パンにぴったり。たっぷりとつけて贅沢にいただくのが美味しい食べ方です。
果汁の香りだけではなく皮の中に香り成分が含まれているのが良い柚子の条件なのだそう。神田氏によると、雨が多く寒暖差の激しい高地で栽培された徳島・木頭地区の柚子は、他のものに比べて香りが別格。長年、高級料亭で愛され、日本料理にはかかせない柚子になっているとのこと。また、2017年には農林水産省よりGIマーク(登録42号)を取得し、日本を代表するゆずの産地として世界的にも認証されました。
☆実食Report!
まずは、「阿波黄金ゆずみつ」そのものを味わってみることに。一見ジャムのようですが、柚子をとても滑らかにすり潰しており、口あたりがまろやか。ほのかな蜂蜜の味わいがした後、爽やかな酸味が広がり、最後にほんのりとした苦味を感じます。とにかく香りがよく、柚子にこだわったというエピソードに納得。銀座に志かわの食パンはもちろんのこと、スコーンやクラッカーなどにも合いそうですし、柚子茶のように飲むほか紅茶にプラスしても癒されます。ほどよい甘さで後味がさっぱりしているのも好みでした。
www.ginza-nishikawa.co.jp
取材/本條千春