撮影は６月初旬、都内ホテルのスイートルームにて。

エレベーターの扉が開くとキラキラとしたオーラがすでにまぶしい中島さん。細身の黒いパンツにロゴの入ったTシャツとモノトーンでキメたスタイリッシュなお姿。バグったの？ と思うほど小さなお顔がバランスの良さを一層際立たせています。「本日はお忙しい中お時間を頂戴しありがとうございます。」とお伝えすると「とんでもないです。こちらこそ取材ありがとうございます。」というお言葉とともにに最高のキラースマイル。２次元の世界だけと思っていた王子様にエレベーターからお部屋までの導線で何度もお目にかかれ、余りのありがたさにスタッフの寿命が伸びたように思えます……。

ホテルの部屋に到着スタッフの方々に挨拶をし、この撮影の数日後にいらっしゃる海外ロケのこと楽しそうにお話しされるお姿も印象的。スイートルームのリビングに戻っていらっしゃると、「このホテルは、『かのきれ』のドラマ撮影で何回もお世話になったなぁ。」とポツリ。ホテルのアポイントを取る際に男性PRの方が撮影でいらした中島さんがいかに素敵な方だったかを熱くお話しくださった件を思い出します。男性をも虜にする中島さん、さすがです。

ドルチェ＆ガッバーナの衣装に着替えたお姿は、王子さまみがハンパありません。いつものように「この企画は大人セクシーがテーマで、年上の女性との逢瀬なんです。」とお伝えすると「何度もお世話になっているので理解できていると思う。」とおっしゃり、後ろを向きパンツのポケットからご自身のリップを取り出し、さっとひと塗りしてベッドへ向かわれます。いざ撮影がスタートするとセクシーさが全開。先ほど塗られたリップのツヤ感がいい仕事をしています。ほとんどご自身リードのもと撮影が進む中、男性カメラマンの「ちょっとこちら側に顔と体を向けて頂けますか？」という要望に、「なるほどこっち側からライトを打っているから、確かにこっちの方からの光がいいね。」とライティングまで把握しポーズをする、何ともプロフェッショナルな姿勢にスタッフ一同感動！「シャツの胸元の開きを少し広げて」とか「お腹のチラ見せを。」などスタッフの細かな要望にもスタイリストアシストさんが間に合わないほど、俊敏に真摯に反応してくださります。ベッドからホフク前進でPCに近づき、撮影カットをチェックする、そのセクシーと可愛いの緩急にノックアウト。「このカットとかいいね。撮影に使用しなかったカットのデータ欲しいな！」と嬉しいお言葉。男性カメラマンも嬉しそうです。

迷うほどの秀逸カットを量産してくださったので撮影も終わり、スタッフが男性カメラマンに「このあと、抜け殻お願いします。」と声をかけるとその“抜け殻”という言葉に反応。「えっ、抜け殻？ 抜け殻って何？？」と聞きかれたので、「中島さんの脱がれたシャツの撮影です。」とお答えすると「えっ、そんなの前からあった？ うっそ、何だか恥ずかしいなぁ〜。」と本気で照れる中島さん。先ほどまでの完璧なセクシーさとの差にギャップ萌え。と思ったら、すぐにその場でシャツを脱ぎ、「脱いだ感あるようにフワッとしている方がいいね。」と自らシャツをベッドの上に。いつも以上に貴重さの増した抜け殻シャツになりました！！

リビングでのインタビュー前に大きな窓辺に立つ中島さん。眼下に広がる大都会の景色から、いろいろなランドマークを指差しビルの名前を確認したり、撮影で訪れたことがある場所のお話しなどをフレンドリーにしてくださります。インタビュー中は、またまたパンツのポケットから出した某有名サロンのアロマのネイルオイルを指に丁寧に塗っている姿もまた絵になる。中島さんの美意識の高さを何度か目の当たりにし、自身のズボラを反省しきりでした……。

中島さんのグループに対する熱い思いは、6月30日発売のSTORY８月号でご確認ください。

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