STORY誌面でもおなじみのモデル・小野千恵子さんと娘の里桜さん。いつもハッピーな笑顔を見せてくれる小野さんファミリーは、STORY編集部の中でも仲良しすぎると話題に。一体どんな育児をしてきたの? 理想的な親子関係に突撃取材しました。日ごろのお子さんとの接し方や母としての悩みなど、3回に分けてお届けします。第2回は、子育ての失敗談や悩みについてお尋ねしました。(全3回の第2回)
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理想的!モデル・小野千恵子さん母娘の「仲良しの秘訣」って?
Q1.子育てでやってよかった、やってもらってよかったこと、失敗談はありますか?
里桜さん
パパもママも親っていうより友達目線で話してくれるところじゃないかな。パパとか現代語を使って話してきますよ。
千恵子さん
そう。最近流行った「キュン♡」とかね。主人は多分、TikTokとかで勉強してるんだと思います。やっぱり、話のレベルがあってこないと難しいんですよね。私がちょっと知ったことを知ったかで話すと娘たちは全然違うことを話してたりするんですけど、「ママ何言ってんの!」って、笑ってくれるだけで会話が成り立ってるんですよ。一時はウザがられるんですけど、それをやり続けることが大切だと思います。
失敗談は、長女がフラダンスをやりたいっていうので習い始めた時、勝手に私が里桜も一緒にフラダンス教室に入れたんですね。でも里桜は、フラダンスに興味がなくって先生の前でずっと寝ちゃって……間違ってたなってすぐ気付いたんです。それからは、習い事は本人がしたいと思うものができるまで、しなくていいと思っています。私、同世代の友達の中では、ちょっと子どもが大きいので習い事のこととか、よく相談されるんですけど、親ってあれもこれも習わせたいと思うんですよね。でも、無理にやらせる必要はなくて、本人がやりたいって言ったことを優先することが結局はいちばんいいと思っています。
Q2.子どものことで悩みはありましたか?
千恵子さん
長女が学校のことで悩んで、大変だった時もありました。そんな時は娘の話を聞いてあげて味方になってあげるしかないんです。本人も他に言える人がいないし、ワッと泣いたら結構スッキリしたんじゃないかと。でも、現実はそう簡単に変わらないじゃないですか。学校に行けば結局一緒で、どこかに吐き出すところがあると続けていけるものなのかなと思うんですが……。長女の場合は、最後まで学校も通い無事卒業できたので、よくがんばったと思います。
Q3.不安やイライラを感じた時、両親にしてもらって嬉しかったことは?
里桜さん
ママが作る毎日のご飯がおいしくって、ママのご飯を食べたらイライラを忘れられます。パパも楽しく接してくれるので、あんまりイライラすることはないです。モヤモヤして家に帰ってきた時に、ママがおいしいご飯を作っていると、ちょっと気持ちが軽くなるんです。ママの作るオムライスが私は1番好きで、パパとお姉ちゃんは、ママの作るカレーライスが一番好きなんです。それを食べただけで不安とかイライラっていうものは晴れるんです。
千恵子さん
カレーライスって、誰が作っても美味しいですけどね(笑)。そうだったんだって、今話を聞いて知りました。大したものは作っていないけど、本人たちにしてみれば家で食べるご飯っていうのだけでも、嬉しい気持ちになるものなんですね。
【第3回へ続く】
<千恵子さん>
ワンピース¥17,600(リエル リシェ)カーディガン¥00,000(ジャスグリッティー)ピアス
¥99,000<モニス>パールリング¥93,500<アナプノエ>(ともにフォーティーン ショールーム)ブレスレット¥275,000ネックレス¥121,000ペンダントトップ¥30,800リング¥110,000(すべてウノアエレ/ウノアエレ ジャパン)
< 里桜さん>
ブラウス¥5,500(オルドット)パンツ¥2,990(神戸レタス)イヤリング¥192,500(ウノアエレ/ウノアエレ ジャパン)
撮影/沼尾翔平 ヘア・メーク/陶山恵実 スタイリスト/小川真央 取材/石澤扶美恵